精神科の病気一覧

側頭葉てんかん

側頭葉てんかんとは? 側頭葉てんかんとは、大脳葉の側頭葉とよばれる場所に起因しておこるてんかんのことです。また、側頭葉てんかんは病変が側頭葉の内側か外側かよっても症状が異なります。側頭葉は、言語処理や記憶処理、聴覚処理、物事の判断、感情の制御などにかかわる機能を持つため、てんかんのような異常をきたすと精神症状(既視感、未視感、恐怖感、離人感)を引きおこしたり、言語障害をおこしたり、応答がないことや覚えていないということ(意識減損)もあります。さらに側頭葉てんかんで、特徴的な症状として挙げ

境界性パーソナリティ障害

【執筆】福田 真 先生境界性パーソナリティ障害 の情報まとめ病名 境界性パーソナリティ障害別名 境界性人格障害、ボーダー症状 強い「見捨てられ不安」のために大きく感情が揺れ動いたり虚しさを感じたりすることが特徴で、本当の自分というものが分からなくなる。 ときに自傷行為などの衝動性がみられたり、うつ病を合併したりすることがある。罹患者数 人口の約15%がなんらかのパーソナリティ障害があると言われている。発症し

摂食障害

摂食障害とは? 摂食障害(せっしょくしょうがい)は、主に2つの症状があります。食事を極端にとらなくなる「拒食症」と食事を大量に摂取することがやめられない「過食症」です。 日常の出来事に影響されて食事を受け付けなくなったり、逆に食べ過ぎてしまうということは誰にでもあります。そうした行動が極端になったものが摂食障害です。 10代の女性に多く、「痩せていること」が評価される社会背景からの影響など、心理的要素が摂食障害に大きく関係しています。栄養失調や糖尿病、他の精神疾患との合併症などをおこす

過換気症候群

過換気症候群とは? 過換気症候群(かかんきしょうこうぐん)は過呼吸と呼ばれることもあります。不安や緊張、驚きなどで呼吸が早くなることで、呼吸を司る神経が呼吸を抑制することで、息苦しくなる症状のことです。こうした症状によって、さらに患者さんは不安やパニック状態になり、さらに呼吸をしようとするが呼吸できないことによってどんどん症状が進んでいきます。その結果、症状としては呼吸困難やけいれんなどがおこる、めまいや動悸などがあります。 若い女性に発症することが多く、まれにこうした症状が小学校の教

心臓神経症(身体表現性障害〈身体症状および関連障害〉)

【執筆】福田 真 先生心臓神経症(身体表現性障害〈身体症状および関連障害〉)の情報まとめ病名 心臓神経症(正式名称:身体表現性障害〈身体症状および関連障害〉)別名 -症状 胸の痛みや動悸、息苦しさといった症状のため、「心臓の病気ではないだろうか」という不安が生じ、そのためさらに症状が悪化するという悪循環をきたす。罹患者数 不明発症しやすい年齢と性差 不明原因 精神的ストレスが背景にある場合がほと

身体表現性障害(心身症)

【執筆】福田 真 先生身体表現性障害(身体症状および関連障害)の情報まとめ病名 身体表現性障害(身体症状および関連障害)別名 心身症症状 あちこちの痛みやしびれ、めまいや頭痛、腹痛や嘔気などの消化器症状、胸痛や呼吸困難感、喉の違和感など、人によって様々な症状が出現する。 同時に複数の症状を併せ持つ場合がほとんどである。罹患者数 約72万人(2014年)発症しやすい年齢と性差 不明原因 精神的

パニック障害

【監修】板東 浩 先生(医学博士、内科医) パニック障害とは? パニック障害とは、強い不安に駆られると突然動悸や息切れを起こしてしまう病気です。 発作的に動悸や息切れが起こりますが、すぐに治まります。そしてまた同じような場面に出くわすと発症するというパターンを繰り返します。 さらに症状が続くと、ありもしないことに不安を覚えたり、人前や人混みに出ることができなくなってしまいます。 他の精神障害を患うこともあるので、早めに治療するべき病気です。 病気の種類としては、「不安障害」の一つで

認知症

【監修】板東 浩 先生(医学博士、内科医) 認知症とは 認知症とは、病気の名前ではなく、状態を表す言葉です。 原因と考えられる要因や症状は多岐にわたるため、「認知症とはこういう病気である」と定義することはたいへん困難です。 以下に、参考として推奨される医療機関が定めた定義を紹介します。医療機関名定義(要約)原文日本神経学会「認知症疾患治療ガイドライン2010」(要約)正常に発達した理解力、判断力などの認知機

アスペルガー症候群

【監修】板東 浩 先生(医学博士、内科医) アスペルガー症候群の特徴 アスペルガー症候群は、発達障害の1つで、広い意味での「自閉症」に含まれます。 発達障害とは「生まれつき、脳の発達が普通と異なる」という意味です。アスペルガー症候群のほかにも、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、LD(学習障害)などが広く知られています。ADHDは「注意力散漫で突発的な行動が目立つ」、LDは「特定分野の学習において習得能力が低い」などの特徴を有します。 次に自閉症は、「社会参加・対人関係の困難」「コミュニ

てんかん

【監修】板東 浩 先生(医学博士、内科医)てんかんは神経細胞の電気信号が過剰に出ることで発作が起きる病気です。 身体のあらゆる行動はこの電気信号でおこなわれるのですが、過剰に信号が出ると正しく伝わらず、意識がなくなったりけいれんが起きたりします。 発症するのは3歳未満の子どもが多い傾向です。 では、「てんかんは遺伝するのか?」「発症しやすい年齢は?」「てんかんの発作はどのように起きるのか?」など詳しく解説します。 てんかんの定義 てんかんは、「大脳の神経細胞(ニューロン

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