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化膿性皮膚疾患とは
化膿性皮膚疾患(かのうせいひふしっかん)とは、かゆみを伴う発疹や水疱(すいほう)などの皮膚の症状があらわれ、その部分が、じくじくとした化膿症状を引きおこす病気の総称です。
化膿(かのう)とは、傷口に異物や細菌が感染して炎症をおこし、赤くはれて痛みが出て、膿(うみ)が出てくる症状のことをいいます。
細菌による感染以外にもさまざまなことが原因になることがあります。皮膚の乾燥や、薬の副作用、特定の部位への接触などが考えられます。
化膿性皮膚疾患の症状
化膿性皮膚疾患の診療科目・検査方法
化膿性皮膚疾患の原因
化膿性皮膚疾患は、主に皮膚の炎症による傷口から細菌に感染することが原因となります。
しかし、なかには原因がわからない化膿性皮膚疾患もあります。原因がわからない場合は、重度の乾燥や刺激物、アレルゲンなどが影響していると考えられます。
細菌感染が原因の場合は、引っかき傷や、皮膚の病気があり、そこに菌が感染しておこります。原因になる細菌は主に黄色ブドウ球菌・表皮ブドウ球菌・A群溶連菌などです。
例えば黄色ブドウ球菌であれば、人間の皮膚や鼻の中、身近な食品などさまざまな部位に存在しています。健康な肌状態であれば、ほぼ無害です。しかし傷を負った箇所などで繁殖すると化膿する原因となります。
化膿性皮膚疾患の予防・治療方法・治療期間
化膿性皮膚疾患の原因は具体的な症状により異なります。
感染が疑われる場合は、抗菌薬などの軟こうや内服薬によって治療します。投薬や注射によることもあります。
薬の副作用やアレルギーが原因の場合は、原因となっているものを除去します。小児のアトピー性皮膚炎の場合、食べ物が原因のことが多いとされているため、原因の食品をチェックする必要があります。
原因がわからない場合、乾燥によるかゆみを緩和するために保湿剤やコルチコイドクリームを処方します。
化膿性皮膚疾患の治療経過(合併症・後遺症)
化膿性皮膚疾患は、どの皮膚疾患でも、基本的には皮膚が乾燥していることが多いため、保湿はしっかりとおこなっていく必要があります。
化膿性皮膚疾患になりやすい年齢や性別
化膿性皮膚疾患は、アレルギーや薬の副作用など原因がさまざまなため、どの年代でもなる可能性があります。
例えば、化膿をおこす可能性のある皮膚の病気のひとつとして、アトピー性皮膚炎は最も一般的なものです。先進国では小児や青年の約20%と成人の1~3%がかかっています。
執筆・監修ドクター
経歴北里大学医学部卒業
横浜市立大学臨床研修医を経て、横浜市立大学形成外科入局
横浜市立大学病院 形成外科、藤沢湘南台病院 形成外科
横浜市立大学附属市民総合医療センター 形成外科
を経て横浜栄共済病院 形成外科
2014年 KO CLINICに勤務
2021年 ルサンククリニック銀座院 院長 就任
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