「首のできもの」の症状から病気を調べる

「首のできもの」の症状は、首筋や首の後ろにできものができる、首に赤いものができる、首に大きなできものがあるなどの状態を指します。また首ニキビが大量にできる、首に白ニキビができた、首の髪の生え際にしこりがある、と訴える人もいます。首にできものができると衣服がこすれるため、治りにくい場合があります。

首のできものの症状で疑われる病気は、「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう・ニキビ)」「リンパ節炎」「菊池病」「頸部嚢胞(けいぶのうほう)」「悪性リンパ腫」などの可能性が考えられます。
主な診療科目は、皮膚科、形成外科、内科、小児科、耳鼻咽喉科です。
首の後ろにしこりができ、何科を受診するか悩む場合は、かかりつけの医師に相談してみましょう。

病院・クリニックでは首にできものがある場合は問診、触診、視診などをおこなうことが多いです。頸部嚢胞が疑われる場合はCT検査やMRI検査などがおこなわれることもあります。

首にしこりができるメカニズムや首にしこりができやすい人の特徴は多様で、症状によって考えられる病気も年齢や持病歴によってさまざまです。
症状が重い場合や症状が続く際には、早めに地域の病院を受診してください。

首のできものの症状に関連する病気を以下の病名一覧から選択すると、病気の症状・原因・治療などの詳しい情報や、何科を受診すればよいかなどを知ることができます。