「脇のできもの」の症状から病気を調べる

「脇のできもの」の症状は、脇に赤いものができる、脇に膿のあるしこりができるなどの状態を指します。また脇の下を押すと痛い、かゆい、しこりやできものがつまめるくらいの大きさ、細長いしこりがあるなど、さまざまな症状がみられます。

脇のできものの症状で疑われる病気は、「粉瘤(ふんりゅう・アテローム)」「汗疹(あせも)」「炎症性粉瘤」「異物肉芽腫(いぶつにくがしゅ)」「化膿性汗腺炎」「乳がん」などの可能性が考えられます。
主な診療科目は、皮膚科や形成外科です。ただし、乳がんが疑われる場合は乳腺外科を受診することもあります。
何科を受診するか迷ったときは、かかりつけの医師に相談するのもよいでしょう。

病院・クリニックでは脇にできものがある場合には問診、視診、触診などをおこなうことが多いです。特に乳がんが疑われる場合は超音波検査や、マンモグラフィー、細胞診などをおこなうこともあります。

脇にできものができるメカニズムや脇にできものができやすい人の特徴は多様で、症状によって考えられる病気も年齢や持病歴によってさまざまです。
症状が重い場合や症状が続く際には、早めに地域の病院を受診してください。

脇のできものの症状に関連する病気を以下の病名一覧から選択すると、病気の症状・原因・治療などの詳しい情報や、何科を受診すればよいかなどを知ることができます。