「食欲不振」の症状から病気を調べる

「食欲不振」の症状は、お腹は空くけれど、食べると吐き気がする、急に食べられなくなった、ショックで食欲がない、お腹が空かないなどの状態を指します。食欲不振だがお腹は空く、体重が減ったなどの症状を伴うこともあります。

女性の場合は生理中に食欲がないと言う人もいます。また、食欲がない時の栄養補給方法を調べている人もいるでしょう。

食欲不振の症状で疑われる病気は、「COPD」「十二指腸潰瘍」「慢性胃炎」「うっ血性心不全」「慢性腎不全」「膵臓がん」「胃がん」「大腸がん」「風邪症候群」「自律神経失調症」「うつ病」「認知症」「甲状腺機能低下症」などが考えられます。また、ストレスによっても食欲不振になることがあります。
主な受診科目は、内科、消化器内科、精神科、心療内科です。

病院・クリニックでは、食欲不振の症状で問診をおこないます。胃がん、大腸がん、胆管がんなどが疑われる場合、内視鏡検査、X線検査、CT検査、PET検査などをおこなうこともあります。

食欲不振のメカニズムや食欲不振になりやすい人の特徴は多様で、症状によって考えられる病気も年齢や持病歴によってさまざまです。症状が重い場合や症状が続く際には、早めに地域の病院を受診してください。

食欲不振に関連する病気を以下の病名一覧から選択すると、病気の症状・原因・治療などの詳しい情報や、何科を受診すればよいかなどを知ることができます。