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ていけつあつしょう低血圧症

ていけつあつ/きりつせいていけつあつ/たいしつせいていけつあつ/ほんたいせいていけつあつ低血圧/起立性低血圧/体質性低血圧/本態性低血圧
更新日:2022/08/23 公開日:2020/05/14 view数:17,548
目次
  1. 低血圧症とは
  2. 低血圧症の症状
  3. 低血圧症の診療科目・検査方法
  4. 低血圧症の原因
  5. 低血圧症の予防・治療方法・治療期間
  6. 低血圧症の治療経過(合併症・後遺症)
  7. 低血圧症になりやすい年齢や性別

低血圧症とは

低血圧症とは、一般に最高血圧が100ミリヘルツ以下の状態を低血圧症と言います。様々な疾患の原因となる高血圧とは違い、自覚症状や臓器の機能障害などの病的な症状が現れない限りは治療の必要がありません。

低血圧には本態性低血圧、症候性低血圧、また起立性低血圧などいくつかの種類があります。

一般的な低血圧症は男性より女性が多く症状がみられます。

低血圧症の症状

低血圧症の症状としては、身体的なものと精神的なもの二つあげられます。身体的なものとしては、立ち眩みやめまい、体のだるさ、頭痛、頭が重い、動悸や息切れなどがあります。また症状が重くなると失神する場合もあります。

精神的な症状としては、不眠や朝が弱いなどのほか、不安感を感じる、食欲不振に陥ることがあります。

症状は朝に出ることが多いです。

低血圧症の診療科目・検査方法

低血圧には検査や治療が必要なものがあります。身体的症状がみられないものは経過観察をすることもありますが、なにか日常生活において困難を極める症状があれば、受診をする必要があります。

心源性ショック(収縮期血圧90ミリヘルツ未満か通常血圧より30ミリヘルツ以上の低下がみられるもの)であれば、治療が必要になるので検査もその疾患に応じて行われます。心疾患であれば画像診断(エコーやレントゲン)、心電図で診断ができ、内分泌系の疾患であれば身体的所見で診断を行います。

受診科目は循環器内科となります。

低血圧症の原因

低血圧症には、原因不明の「本態性低血圧」、急に立ち上がったことによってめまいや立ち眩みを覚える「起立性低血圧」、心臓疾患や自律神経失調症などの疾患やそれに伴う降圧剤などの副作用により出現する「症候性低血圧」など様々な原因があります。

めまいといった症状から、貧血と混同されていることも多いですが、低血圧と貧血は直接的な関係はありません。症状は似ているものの、貧血は鉄分不足などによる赤血球やヘモグロビンの減少が原因になるので、低血圧とは原因が異なります。

低血圧症の予防・治療方法・治療期間

低血圧の治療法としては、まず下記のような日常生活において改善できる点を実践することです。

日常生活の改善点

  • 規則正しい生活の実践
  • カフェインの摂りすぎに注意
  • 水分を十分に摂るようにする
  • 十分な睡眠を取る

などがあります。

またストレスも原因の一因になり得るので、日頃からリラックスした生活を送るようにすることも大切です。

またそれと併行して、薬事療法も行われる場合があります。

主に血圧をあげる作用のある昇圧剤が用いられます。

症状や治療方法に差があるため。治療期間には個人差があります。

低血圧症の治療経過(合併症・後遺症)

低血圧症の治療を行う必要がないものに対しては、症状に準じた日常生活や治療を行うことによって改善される場合があります。

一方で、基礎疾患を持ったうえでの低血圧は、その基礎疾患の予後によって良い場合、悪い場合があります。

中でも特に血圧が下がりすぎてショック状態に陥った時は、早期の治療を要します。低血圧はたまに心臓に十分な血液が送られず、狭心症の症状をおこすこともあります。

一般的には内服で昇圧剤を服用していくことになります。

また年齢と伴に血圧が上昇していくこともあるので、経過観察となることも多くあります。

低血圧症になりやすい年齢や性別

低血圧症の主とした原因が認められない低血圧においては、男性より女性に多い傾向にあります。

基礎疾患を有した低血圧では、高齢者を中心にあらゆる年代において発症します。

執筆・監修ドクター

岡村 信良
岡村 信良 医師 久野銀座クリニック 理事長 担当科目 消化器内科

経歴2006年 北里大学大学院卒、
2008年 平塚共済病院内科医長を経て小田原銀座クリニックに入職、その後院長に就任。
2013年 12月には当院久野銀座クリニックを開業

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