産婦人科の病気一覧

無月経

無月経とは? 無月経(むげっけい)は、生まれてから成人するまで一度も月経がない「原発性無月経」と、月経が急になくなってしまい3か月以上ない「続発性月経」があります。卵巣やホルモン分泌異常だけでなく、視床下部や下垂体といった脳機能と関係している場合もあります。たとえば、ストレスや環境の変化で精神に大きな負荷がかかることも要因の一つです。そのほかに、過度な運動や極端な体重減少、視床下部腫瘍、早期閉経などさまざまな原因が考えられます。 妊娠を望む場合以外にも、ターナー症候群や高プロラクチン血

卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)

【執筆】岩田 佳幸 先生卵巣嚢腫の情報まとめ病名 卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)別名 -症状 自覚症状がないことも多いが、卵巣嚢腫が大きくなるにつれて腹部膨満感や腰痛、頻尿などの症状が起こる。 まれに、囊腫(※1)がねじれたり(茎捻転)、囊腫が破れて(破裂)激しい下腹部痛を起こすことがある。罹患者数 -発症しやすい年齢と性差 女性原因 卵巣嚢腫の種類はいくつかあり、その原因はわかっていないもの

多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)

多嚢胞性卵巣症候群とは? 多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)は、卵巣内にたくさんの卵胞が作られ、それが育たないため排卵されない症状です。男性ホルモンが多いことが原因とされており、月経が不規則になるだけでなく、ニキビが出る、毛深くなるなどの症状があります。そのような状態になる原因ははっきりしておらず、内分泌や糖代謝などに関する体質的なものなのではないかと考えられています。 排卵しにくいため、不妊の原因になりますが体外受精では複数の卵子から受精卵を選択することも可能

子宮内膜症

子宮内膜症とは? 子宮内膜症(しきゅうないまくしょう)は、本来は子宮の内側にある子宮内膜が、子宮の内側以外の場所で発生し発育する病気です。子宮内膜症になると、月経の周期に合わせて子宮以外の場所で増殖します。本来は月経時に排出される血液が溜まってしまったり、周囲の組織と癒着して痛むなどの症状がおこります。また不妊症の原因としても知られています。 子宮内膜症の基礎知識 病名 子宮内膜症 別名 - 症状 主な症状は、痛みと不妊。 強い月経痛だけではなく、月経時以外にも下腹部痛や

先天性風疹症候群

【執筆】江川 晴人 先生先天性風疹症候群の情報まとめ病名 先天性風疹症候群別名 CRS症状3大症状は先天性心疾患、難聴、白内障。 その他は、網膜症、肝脾腫、血小板減少、糖尿病、発育遅滞、精神発達遅滞、小眼球など。罹患者数 10万出生当たりの発生頻度は、1.8〜7.7。 母親が発疹を生じても胎児まで感染が及ぶのは約1/3であり、またその感染胎児の約1/3に発症する。発症しやすい年齢と性差 風しんワクチ

小頭症

小頭症とは? 小頭症(しょうとうしょう)は、「ウイルスや細菌などの影響で頭が小さくなる先天異常」です。 そのほか、ヒ素・重金属などの毒物、放射線の影響でも小頭症になり得るとされています。しかし原因についてははっきりとわかっていません。 近年、「ジカウイルスが小頭症を引き起こす」というニュースが話題になりました。小頭症の基礎知識 病名 小頭症 別名 - 症状 症状の重症度は様々だが、小頭症で生まれた赤ちゃんはけいれんを起こすことがあり、成長につれて身体障害や学習障害

梅毒

梅毒とは? 梅毒(ばいどく)は、昔からよく知られる代表的な性感染症です。現在、根治は可能ですが自然治癒することはありません。トレポネーマという病原体が体内に入りこむことで感染します。感染者の三分の一は症状が出ないため、感染に気づきません。そのため、感染が広がります。 梅毒に感染すると年月をかけて症状が変化していきます。現在では末期まで症状が進行するまで放置されることは少なくなりましたが、放っておくと命にかかわる危険な病気です。 梅毒の基礎知識 病名 梅毒 別名 - 症状

子宮頸がん

【監修】板東 浩 先生(医学博士、内科医)子宮頸がんは早期治療をおこなうことで治る見込みはあります。 しかし、他の部位にがんができることもあるため、注意が必要です。 30~40代で発症する傾向にありましたが、近年は若い人が発症する傾向にあります。 子宮頸がんの基礎知識そもそも「がん」とは? 「がん」は日本人の2人に1人はかかる病気です。 人間の身体は多くの細胞からできており、健康的な細胞に過度な負担をかけるようなストレスや強い刺激を与え過ぎると、一部が「がん細胞

子宮体がん

子宮体がんとは? 子宮体(しきゅうたい)がんは子宮がんの一種です。 子宮の内膜にできるため子宮内膜がんともよばれます。 子宮頸がんがウイルスの感染によって発症するリスクがあることに対し、子宮体がんは女性ホルモンの分泌が影響しておこります。 子宮体がんの基礎知識 病名 子宮体がん 別名 子宮内膜がん 症状 多い自覚症状は不正出血(月経とは関係のないもの、閉経後にも起きるもの)である。他には排尿異常、下腹部の痛み、おりものの異変などがある。 罹患者数 年間約13,0

子宮筋腫

子宮筋腫とは? 子宮筋腫は、子宮にできる良性腫瘍です。良性なので転移することは無く、子宮筋腫自体が生命にかかわることもありません。ただし、放置すると10kgを超えるほど大きくなる恐れもあります。大きくなると、不正出血などの自覚症状が出てきます。そのため、貧血の原因になっている場合もあります。また不妊の原因になることもあります。 子宮筋腫の基礎知識 病名 子宮筋腫 別名 特になし 症状 初期は無症状。筋腫の拡大に従って過多月経、不正出血、腹部圧迫症状、不妊症など。筋腫の発生部

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