せんてんせいふうしんしょうこうぐん先天性風疹症候群
しーあーるえすCRS
- 目次
先天性風疹症候群の症状
先天性風疹症候群の診療科目・検査方法
先天性風疹症候群の原因
母体が妊娠初期に風疹に罹患すると、風疹ウイルスが胎児に感染して、出生児に先天性風疹症候群 (CRS)と総称される障がいを引き起こすことがあります。
病原体は風疹ウイルスで、胎児の発生段階の初期(特に妊娠3カ月以内)に感染があると発症します。
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ベビママほっと。:妊婦の風疹感染の影響は?妊娠初期は要注意!抗体検査の数値の見方
先天性風疹症候群の予防・治療方法・治療期間
心疾患は軽度であれば自然治癒もあります。
白内障は手術可能になった時点で手術します。
難聴については、人工内耳が開発され、乳幼児にも応用されつつあります。
先天性風疹症候群の治療経過(合併症・後遺症)
三大疾患のうち先天性心疾患は軽微なら自然に治ります。
難聴、緑内障の治療は成長し次第治療が可能ですが、人工物で能力を補うものになります。
何よりも予防が重要で、妊娠前からの母体のワクチン接種が必要です。
先天性風疹症候群になりやすい年齢や性別
10万出生当たりの発生頻度は、1.8〜7.7です。
母親が発疹を生じても胎児まで感染が及ぶのは約1/3であり、またその感染胎児の約1/3に発症します。
風しんワクチンの接種率の上昇で自然に感染する人は減少しています。
参考・出典サイト
執筆・監修ドクター
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