けいれんする症状から病気を調べる

「けいれんする」症状は、主に自分の意思とは関係なく全身または体の一部の筋肉が発作的に収縮すること、全身・手足ががくがくと動く、全身が突っ張る、また、歯を食いしばる、白目をむく、泡をふく、脱力する、意識を失うなどの症状を伴うこともあります。
疑われる病気は、熱性けいれん、憤怒けいれん、てんかん、脳炎、髄膜炎などが考えられます。
主な受診科目は、内科、神経内科、精神科、脳外科です。
医院・クリニックでは、熱性けいれんや憤怒けいれん、てんかんが疑われる場合には問診、症状をもとに診断を行いますが、必要に応じて、熱性けいれんが疑われる場合には血液検査、ウイルス迅速検査、髄液検査、脳波検査、画像検査、細菌検査など、てんかんが疑われる場合には脳波検査、長時間記録ビデオ脳波モニター検査、画像検査(CT、MRI、SPECT、PET)、心理検査などを行うことがあります。また、脳炎・髄膜炎が疑われる場合には血液検査、髄液検査、脳波検査、画像検査などを実施する可能性があります。
症状によって考えられる病気は年齢や持病歴によってさまざまです。
症状がひどい、症状が続くなどございましたら、お早めに地域の医院を受診するようにしてください。
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