「涙が出る」の症状から病気を調べる

「涙が出る」の症状は、外に出ると目がしょぼしょぼして涙が出る、片目だけ涙が出る、急に目が痛くなり涙が出る、といった状態を指します。また悲しくないのに涙が出る、勝手に涙が出る、訳もなく涙が出るという人もいます。

涙が出る症状で疑われる病気は「結膜炎」「角膜炎」「ドライアイ」「流涙症(りゅうるいしょう)」「睫毛乱生(しょうもうらんせい)」「眼瞼内反(がんけんないはん)」「鼻涙管閉塞」「月経前症候群(PMS)」などがの可能性が考えられます。また「うつ病」や「自律神経失調症」「ストレス」などでも涙が出る可能性があります。

主な受診科目は、眼科です。月経前症候群(PMS)が疑われる場合は婦人科や産婦人科を、またうつ病が疑われる場合は心療内科や精神科を受診する事もあります。

病院・クリニックでは、涙が出る症状の病気が疑われる場合、問診、視診等をおこないます。そのほか、疑われる病気によって細菌検査や血液検査や心理検査などをおこないます。

涙が出るメカニズムや涙が出やすい人の特徴は多様で、症状によって考えられる病気も年齢や持病歴によってさまざまです。
症状が重い場合や症状が続く際には、早めに地域の病院を受診してください。

涙が出る症状に関連する病気を以下の病名一覧から選択すると、病気の症状・原因・治療などの詳しい情報や、何科を受診すればよいかなどを知ることができます。