「尿が多い・少ない」の症状から病気を調べる

「尿が多い・少ない」症状は、尿量が多い・少ない、水分をとっていないのに尿(おしっこ)の量が多い、水を飲んでも尿が出ない、トイレが近い、尿意があるのに尿が出ないなどの状態を指します。また、高齢者は頻尿・尿が少ないという人もいます。成人の平均のトイレの回数はおよそ5～7回と言われていますが心配なことがあれば医師に相談してみましょう。

尿の多い・少ない症状で疑われる病気は「膀胱炎」「ネフロ－ゼ症候群」「前立腺肥大症」「腎不全」「うっ血性心不全」「前立腺がん」などが考えられます。また、尿が多い症状で疑われる病気は「高血圧」「過活動膀胱」「心因性頻尿」「糖尿病」などの可能性が考えられます。
主な受診科目は、泌尿器科、腎臓内科、婦人科、精神科です。

病院・クリニックでは尿が多い・少ない症状がある場合には、問診、尿検査、画像診断がおこなわれます。また、これに加えて超音波検査や血液検査などを行うことがあります。

尿が多い・少ないメカニズムや尿が多い・少ない症状になりやすい人の特徴は多様で、症状によって考えられる病気も年齢や持病歴によってさまざまです。
症状が重い場合や症状が続く際には、早めに地域の病院を受診してください。

尿が多い・少ない症状に関連する病気を以下の病名一覧から選択すると、病気の症状・原因・治療などの詳しい情報や、何科を受診すればよいかなどを知ることができます。