ひとつのIDでさまざまな施設の順番待ち・予約が可能

EPARKグループ

夜間・休日に電話1本で医師がご自宅へ

急な発熱時など往診(自宅で診察・処方)の無料電話相談を受付しています。

0066-98090-0345523(無料電話相談)

夜間・休日に電話1本で医師ご自宅へ

今すぐ電話する無料電話

はいにょうこんなん排尿困難

更新日:2022/10/25 公開日:2020/05/15 view数:3,465
目次
  1. 排尿困難とは
  2. 排尿困難の症状
  3. 排尿困難の診療科目・検査方法
  4. 排尿困難の原因
  5. 排尿困難の予防・治療方法・治療期間
  6. 排尿困難の治療経過(合併症・後遺症)
  7. 排尿困難になりやすい年齢や性別

排尿困難とは

排尿困難(はいにょうこんなん)とは、尿が出る際に何らかの問題がある症状を指します。

排尿痛や尿が出にくいなどが当てはまります。例えば、尿意があるのに自然に尿を出すことができない、腹部に力を入れないと尿が出せない、残尿感があるなども排尿困難とされます。

排尿困難の原因として、膀胱炎や性病感染などを疑います。排尿困難に加えて、発熱や再発を繰り返す患者は、腎臓にも障害が出ている場合もあり、早めの診察・治療が必要です。

排尿困難の症状

排尿困難の症状には、尿意を感じてトイレに入っても、すぐに出すことができない・尿を出し始めても途中で、尿が止まる・尿が出る勢いがなく、だらだらと出る・残尿感がある・排尿時に痛む・頻尿などがあります。

排尿困難の診療科目・検査方法

排尿困難の症状がある場合は、泌尿器科を受診しましょう。

排尿困難は、加齢によっても起こり得ますが、若い方の場合は、細菌感染や性感染症の頻度が多く、放置すると感染の影響などで、女性の場合は不妊に繋がることもあります。

排尿に変化がありおかしいなと感じた場合は、早めに病院を受診しましょう。

排尿困難の検査には、症状や疾患により、超音波検査や尿検査、尿量の測定などを行います。超音波検査では前立腺肥大症などの前立腺も同時に検査を行います。

また、尿流を測定するウロフローメトリー検査で、排尿が途中で止まっていないか、尿の勢いを検査することもあります。

このほかにも、必要に応じて妊娠検査(女性)や膣からの分泌物検査・尿検査・細菌の培養検査などを行います。

排尿困難の原因

排尿困難を招く病気には、膀胱炎・性病感染・腎盂腎炎・前立腺肥大(男性)・尿道腫瘍・膀胱腫瘍・結石(膀胱あるいは尿道)などが考えられます。

神経系統が原因の神経因性膀胱という病気もあります。脳からの指令に障害が現れ、排尿に影響が及び、うまく尿を出すことができなくなったりします。

このほか、加齢によって排尿困難の症状が現れる人もいます

排尿困難の予防・治療方法・治療期間

尿路感染症などの感染症が原因と考えられる場合は、抗菌薬を使い始めると症状は数日でよくなります

その他の疾患の場合は状態により特別な治療や手術が必要であったりすることもあります。主治医とよく相談しましょう。

排尿困難の治療経過(合併症・後遺症)

尿路感染症であれば、数日から1~2週間程度で、抗菌薬の投与は終了します。
抗菌薬は、痛みがなくなっても医師の処方通りに最後まで使い切りましょう。

抗菌役の使用を途中でやめてしまうと本来の効果が発揮できなかったり、細菌を退治しきれず、残った細菌から「薬剤耐性菌」と呼ばれる耐性菌が生まれる可能性があります。

また、膀胱炎を繰り返すといった人もいます。
繰り返す膀胱炎は、その都度休息を取り・生活を整え・水分摂取を心がけ、尿を我慢しないようにすることで避けられます。

腎盂腎炎を発症している場合は、基礎疾患がある場合も多く、基礎疾患の治療も必要とされます。

排尿困難になりやすい年齢や性別

排尿障害は、様々な病気が背景にあり、症状が現れる場合があるので、患者数や性差、年齢層などは一概には言えません。

子供から大人まで多くが、発症しやすい身近な症状
として覚えておく必要があります。

執筆・監修ドクター

荒牧 竜太郎
荒牧 竜太郎 医師 荒牧内科 院長 担当科目 内科/呼吸器内科

経歴1998年 埼玉医科大学 卒業
1998年 福岡大学病院 臨床研修
2000年 福岡大学病院 呼吸器科入局
2012年 荒牧内科開業

不正確な情報を報告

不正確な情報を報告

メールアドレス:任意
※メールアドレスをご入力いただいた方には、改善結果をご報告致します。
コメント(オプション):

関連する病気

排尿困難以外の病気に関する情報を探したい方はこちら。

関連カテゴリ

排尿困難に関連するカテゴリはこちら。