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生理が終わらない!過長月経の原因はホルモンの乱れや病気も。治療は必要?

更新日:2022/11/30 公開日:2018/02/23 view数:2,052
過長月経

「生理が長い」「生理が終わらない」という場合は、過長月経の可能性があります。

原因としては、ホルモンのバランスの乱れや子宮の病気が考えられます。

この記事では、過長月経の詳しい原因や治療法、改善法について解説します。

目次
  1. 過長月経とは?
  2. 過長月経の原因
  3. 過長月経の治療
  4. まとめ

過長月経とは?

生理不順

『過長月経』は生理不順症状のひとつで、生理が8日以上続く状態を言います。生理の期間は人によって異なりますが、通常は3~7日間です。

貧血を引き起こしやすくなる

過長月経は月経の期間が長いため必然的に出血量が多くなり、貧血を引き起こす可能性があります

併せて次のような症状がみられたら、過長月経による貧血かもしれません。

  • 動悸や息切れ
  • 疲れやすい
  • めまい
  • 立ちくらみ

過長月経の原因

1.ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの乱れ

過長月経の原因は、ホルモンバランスの乱れがほとんどだといわれています。

女性ホルモンの分泌は、大脳の視床下部や下垂体という器官で調整されています。

しかしこの部分に何らかのトラブルがあってダメージを受けると、分泌量の調整がうまくいかなくなり、ホルモンバランスが崩れ無排卵周期になってしまうことがあります。また、黄体ホルモンの分泌が不十分であると黄体機能不全になってしまう可能性もでてきます。

疲労・睡眠不足・過剰なダイエット・不規則な生活習慣などは、ホルモンバランスを崩す原因となるので注意が必要です。

ホルモンバランスが崩れるとどうなる?

ホルモンバランスが崩れると、下記のように月経に支障が出ます。

  • 月経周期や月経期間に異常が生じる
  • 過多月経により経血量が極端に多くなる
  • 無排卵月経によって通常の月経より出血量が減り期間が長引く

2.子宮の病気

子宮の病気

過長月経の原因としてもう一つ考えられるのは、子宮の病気です。

子宮筋腫

子宮の壁(子宮筋層)から発生する良性腫瘍で、多くの女性にみられるものです。

良性腫瘍なので、大きすぎたり他の臓器を圧迫したりしていなければ基本的には問題ありません。

筋腫によって子宮内が変形している場合は、月経量が増えて出血期間も長くなります

子宮腺筋症

子宮の筋肉に、子宮内膜が入り込んで増殖する病態です。

過長月経のほかに激しい生理痛・下腹部痛・排便痛・腰痛・性交痛といった症状があらわれます。

子宮がん、卵巣がん

過長月経以外に次のような症状がみられた場合、子宮がんや卵巣がんが隠れている可能性があります。

  • 不正出血
  • 性交時の出血
  • 腹痛
  • 生理不順

過長月経の治療

1.どんな場合に治療が必要?

婦人科

月経のような出血が8日以上続く、もしくは少量の出血が1ヵ月のうち14日以上続く場合は、婦人科を受診することをおすすめします。

また過長月経により貧血を起こしている場合も病院へ行きましょう。

2.ホルモンバランスを整える生活を

ホルモンバランス

生理不順は大半がホルモンバランスの乱れによるものなので、規則正しい生活を送ることで改善できます。

次のことを意識して、生活習慣を改善してみましょう。

食生活

バランスの良い食事が大切です。肉、魚、卵、豆腐、大豆などのたんぱく質を積極的に摂りましょう。

3食に野菜を取り入れることも重要です。

睡眠

ホルモンは睡眠中に分泌されるため、質のよい睡眠をとりましょう。リラックスできる環境で眠ることが大切です。

運動

適度な運動は、自律神経の働きをよくしてホルモンバランスを整えるのに有効です。

お風呂上りや寝る前にストレッチをしたり、なるべく歩く習慣をつけたりと、日常生活に運動を取り入れましょう。

3.病気が原因なら病院で治療を!

治療

病院ではまず超音波検査を行い、子宮の形や大きさに異常がないか確認します。

超音波検査で異常がみられたら、子宮鏡検査やMRI検査を追加する場合もあります。

子宮筋腫

超音波検査によって、筋腫の場所や大きさがある程度わかります。治療方法としては、外科的治療と投薬治療があります。

外科的治療は筋腫のみを切り取る手術や子宮動脈塞栓術などがあり、投薬治療は低用量ピルによる出血量コントロール、ホルモン注射などがあります。

子宮腺筋症

子宮筋腫と同様の検査、治療を行います。外科的治療や投薬治療になります。

子宮内膜ポリープ

超音波検査で子宮内の状態を確認し、子宮鏡検査を行う場合もあります。

治療方法はポリープを取り除く外科的治療や、子宮内膜を縮小する内服治療を行います。

まとめ

過長月経は、通常の生理期間よりも長く、8日以上続く状態です。

症状が長く続く場合や、出血量が多い場合は、病気が隠れている可能性がありますので、早めに婦人科を受診するようにしましょう。

執筆・監修ドクター

石野 博嗣
石野 博嗣 医師 石野医院 副院長 担当科目 婦人科/内科

経歴1999年 日本医科大学産婦人科教室入局 日本医科大学付属病院 産婦人科研修医
2001年 国立横須賀病院(現 横須賀市立うわまち病院) 産婦人科
2002年 東京都保健医療公社 東部地域病院 婦人科
2003年 日本医科大学付属病院 女性診療科・産科 助手代理
2004年 日本医科大学付属第二病院 女性診療科・産科 助手
現在 石野医院の副院長

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