ひとつのIDでさまざまな施設の順番待ち・予約が可能

EPARKグループ

夜間・休日に電話1本で医師がご自宅へ

急な発熱時など往診(自宅で診察・処方)の無料電話相談を受付しています。

0120-423-538(無料電話相談)

夜間・休日に電話1本で医師ご自宅へ

今すぐ電話する無料電話

茶色やピンク、鮮血などの不正出血が続く…。少量でも病気?ストレスや排卵日、更年期、子宮筋腫などの病気との関係とは?

更新日:2022/01/14 公開日:2022/01/12 view数:272
茶色の不正出血が続く原因は病気やストレス?

不正出血は10代~50代の女性によくみられる症状です。あまり心配がない場合も多いですが、長く続いたり、繰り返したりするときはトラブルのサインであることも考えられます。少量の、茶色やピンクなどの不正出血は「たいしたことはない」と思いがちですが、実は子宮がんなどの大きな病気が隠れていることもあるのです。

この記事では茶色やピンク、鮮血などの不正出血の原因、疑われる病気、早めに病院で診察を受けたほうがよい症状などを説明します。

目次
  1. 「不正出血」とはどういう症状?
  2. 不正出血が茶色になる原因
  3. 茶色やピンク、鮮血などの不正出血が続く病気
  4. ストレスや更年期、ピルの服用などでも不正出血に!
  5. 茶色やピンク、鮮血などの不正出血が1週間続く、腹痛、腰痛がある場合は要注意
  6. 茶色やピンク、鮮血などの不正出血が続く場合は、婦人科や産婦人科の受診を

「不正出血」とはどういう症状?

不正出血とは、生理の時期以外に起きる性器からの出血です。
不正出血には2種類あります。一つは骨盤内にある卵巣・卵管・子宮・膣(ちつ)などの「内性器」の出血、もう一つは大陰唇や小陰唇などの「外陰部」からの出血です。また、赤、茶色など血の色や、経血の量にかかわらず不正出血とされます。

不正出血の原因はさまざまですが、一時的な生理現象である「機能性出血」と、病気の可能性がある「器質性出血」に分類されます。

ホルモンの影響による「機能性出血」

機能性出血とは、膣や子宮に病気があるわけではなく、ホルモンバランスの崩れによって起こった出血のことをいいます。多くの女性にみられ、たいていは心配いらないことが多いです。
ただし、出血が長引くようであれば注意が必要です。検査のうえ、病気が原因でなければホルモン剤などを用いて治療します。

病気の疑いがある「器質性出血」

器質性出血とは、病気が原因で起きる出血のことをいいます。子宮や卵管、膣などのがん、子宮筋腫などが疑われる出血のため、治療が必要とされる場合があります。

不正出血が茶色になる原因

不正出血の色は、出血する場所や原因などによって異なり、赤い鮮血や茶色、黄色などの場合があります。

血が茶色くなるのは、経血が少量で、子宮内膜部分から排出されるまでに時間がかかり、血液の鉄分が酸化したためです。また、はがれ落ちた子宮内膜が含まれているのも、鮮血とは異なってみえる理由です。

そのため、茶色の不正出血は、排出までに時間がかかったことはわかっても、出血した部位や、原因を明確に判断することはできません。

詳しいことを知りたい場合は、医師に相談しましょう。

茶色やピンク、鮮血などの不正出血が続く病気

茶色い不正出血が続く原因は人によって異なります。
不正出血が茶色くなる病気としては、以下のようなものが考えられます。

子宮体がん

子宮体がんは、子宮の内膜に発生するがんです。
もっとも多い自覚症状は不正出血です。おりものが増える、下腹部の痛み、発熱、腰痛といった症状もみられます。特に閉経前後に多いがんのため、更年期の女性は注意が必要です。

子宮頚(けい)がん

子宮頚がんは、子宮の入り口である「頚部」にできるがんです。
初期の段階ではほとんど症状がありません。不正出血が現れるのは、ある程度がんが進行している場合が多いです。性行為の際に出血がみられることもあります。早めに病院で診察を受けましょう。

子宮筋腫

子宮筋腫は子宮の筋層にできる良性の腫瘍です。
不正出血のほか、経血量の増加や、腹痛をともなうこともあります。貧血の悪化や、大きくなった子宮が膀胱を圧迫して頻尿になるなど、日常生活に支障をきたす場合もあります。不妊症や流産の原因になることもあるため、筋腫ができる場所や症状によって治療の有無や方法を検討します。

子宮頚管ポリープ

子宮頚管ポリープは、子宮頚管粘膜の一部が増殖してできた突起物です。
多くは症状がありませんが、ポリ―プが大きくなると性行為や、スポーツの際に出血することがあります。小さくて症状がない場合は、様子をみます。ただし、大きくなったり、出血を繰り返したりするときは、子宮頚がんの可能性があるため、切除して検査を行います。

子宮線筋症

子宮線筋症は、子宮内膜に似た組織が子宮の筋層内にもぐり込んで増殖してしまうために、子宮がこぶのように固く、大きくなる病気です。
子宮内膜症や子宮筋腫を合併することもあります。出血以外に、強い生理痛をともないます。

子宮内膜炎

子宮内膜炎は、子宮内に細菌が感染し、子宮内膜に炎症を起こしてしまう病気です。
出血のほか、悪臭のする強いおりものが増える、発熱、下腹部痛、腰痛、排尿痛などがみられます。抗生物質などで治療します。

子宮膣部びらん

子宮膣部びらんは、子宮膣部の粘膜の表面がはがれて露出した状態をいいます。
多くは無症状ですが、炎症を起こすと出血したり、おりものが増えたりする症状がみられます。

注意したいのは、子宮頚がんや子宮頚部異形成といったものが子宮膣部びらんのようにみえる場合があることです。念のため、子宮頚がん検査を行っておくことが重要です。

クラミジア感染症

クラミジア感染症は、性行為によって、皮膚や粘膜を通してクラミジアという細菌に感染する病気です。出血以外にはおりものが多くなることもあります。放置しておくと不妊や流産の原因にもなるため、早めに治療することが大切です。

膣炎

膣炎は、通常、膣内にある病原菌の増殖を抑える「自浄作用」が低下したことで、雑菌が繁殖して炎症する病気です。

膣内に細菌が侵入して炎症を起こす「細菌性膣炎」や、更年期以降に膣の粘膜が萎縮して薄くなり、少しの刺激で傷ついて炎症を起こす「萎縮性膣炎」にかかっている場合、出血がみられることがあります。どちらもおりものの量が増え、排尿痛をともないます。

外陰炎

細菌が感染したり、下着の摩擦やナプキンでかぶれたりすることで、外陰部が炎症を起こす病気です。出血以外に、かゆみ、痛みをともなうことがあります。

ストレスや更年期、ピルの服用などでも不正出血に!

病気以外にも茶色やピンク、鮮血などの不正出血が続く原因は、以下のようなことが考えられます。

排卵出血(中間期出血)

不正出血の原因として比較的多いのが「排卵出血」(中間期出血)です。生理と生理の間にある「排卵期」に、成熟した卵子が排出される際に「卵巣膜」が傷つき、出血します。
量は少なく、たいていは2、3日で止まります。下腹部の違和感や、痛みをともなう場合もあります。

排卵出血は生理的な現象なので、あまり心配する必要はありません。基礎体温をつけて、ちょうど排卵期の頃に出血するのであれば、ほとんどの場合排卵出血と考えられます。ただし、1週間以上続く場合は、病院で診察を受けましょう。ホルモン剤や止血剤などで治療を行う場合もあります。

ストレスによるホルモンの乱れ

ストレスによって、ホルモンバランスが乱れることで出血します。女性ホルモンの分泌は、脳の「視床下部」の指令によって変化します。視床下部は体や心の変化に影響を受けやすく、過度なストレスがかかると、ホルモンバランスの崩れに子宮内膜が反応して出血します。 過労、環境の変化、不摂生な生活や、極端なダイエットでもホルモンバランスが乱れるので注意しましょう。

妊娠初期

妊娠初期は、どうしても不安定であるために少量の出血が生じることがあります。原因はさまざまですので、まずはかかりつけの病院に相談しましょう。

ピル服用中

低用量ピルを服用している場合、少量の出血が続くことがあります。ほとんどの場合、服用をスタートした頃にみられ、3カ月程度内服を続ければほとんどの場合おさまります。また、飲み忘れや、胃の調子が悪く、薬の吸収がよくないときにも出血することがあります。

更年期

更年期にともない、卵巣機能が低下すると生理の周期が乱れ、出血がみられることがあります。
ただし、閉経前後の出血は、子宮頚がん子宮体がんの可能性があるため、繰り返す場合は病院で診察を受けましょう。特に閉経したのに出血がある場合は、注意が必要です。

思春期

生理が始まってからまもない中学生・高校生はホルモンバランスが乱れやすく、出血することがあります。
量は少なく、だらだらと長く続く特徴がみられます。成長とともに改善される傾向にありますが、出血がなかなか止まらない場合は病院で診察を受けましょう。

茶色やピンク、鮮血などの不正出血が1週間続く、腹痛、腰痛がある場合は要注意

茶色やピンク、鮮血などの不正出血は原因を自分で判断することは難しいです。
特に以下のような症状がみられる場合は、できるだけ早く病院で診察を受けましょう。

病気が疑われる不正出血

  • 1週間以上、少量でもだらだらと出血が続く
  • 不正出血を繰り返す
  • 腹痛、腰痛などの痛み、吐き気などの不調をともなう
  • 生理痛がひどくなっている
  • 閉経後に出血
  • 性行為の後に出血がある

茶色やピンク、鮮血などの不正出血が続く場合は、婦人科や産婦人科の受診を

不正出血は色や量、回数だけでその原因を特定することは困難です。少量であっても、重大な病気のサインかもしれません。自己判断しないで、婦人科や産婦人科で診察を受け、早めに原因をつきとめることが大切です。

執筆・監修ドクター

小野寺 真奈美
小野寺 真奈美 医師 医療法人LEADING GIRLS 女性医療クリニックLUNA横浜元町 医師 担当科目 婦人科

経歴2014年久留米大学医学部卒業
2016年東京都立大塚病院
2019年12月女性医療クリニックLUNA婦人科
(現在に至る)

不正確な情報を報告

不正確な情報を報告

メールアドレス:任意
※メールアドレスをご入力いただいた方には、改善結果をご報告致します。
コメント(オプション):

関連コラム

「茶色やピンク、鮮血などの不正出血が続く…。少量でも病気?ストレスや排卵日、更年期、子宮筋腫などの病気との関係とは?」以外の病気に関するコラムを探したい方はこちら。

関連する病気

「茶色やピンク、鮮血などの不正出血が続く…。少量でも病気?ストレスや排卵日、更年期、子宮筋腫などの病気との関係とは?」に関する病気の情報を探したい方はこちら。