「匂いがしない・わからない」の症状から病気を調べる

「匂いがしない・わからない」の症状は、鼻は通るのに匂いがしない、味は分かるが匂いがしないなどの違和感がある状態を指します。匂いがしないのを治すため、ツボを押してみたという人もいるでしょう。
「匂いがしない・分からない」ことを嗅覚障害とも言います。嗅覚障害になっても治療で匂いが戻ることもあります。

匂いがしない・わからないことで疑われる病気は、「副鼻腔炎」「鼻茸」「慢性鼻炎」「蓄膿症」「鼻中隔彎曲症」「アレルギー性鼻炎」「インフルエンザ」「感冒(風邪症候群・風邪)」「パーキンソン病」「味覚障害」などの可能性が考えられます。
主な受診科目は、耳鼻咽喉科、内科です。パーキンソン病などが疑われる場合、脳神経内科を受診する事もあります。

病院・クリニックでは匂いがしない・わからない場合は、問診などをおこないます。慢性鼻炎や蓄膿症が疑われる場合、鼻腔ファイバースコープや副鼻腔レントゲン検査などをおこないます。

匂いがしない・わからないメカニズムや特徴は多様で、症状によって考えられる病気も年齢や持病歴によってさまざまです。
症状が重い場合や症状が続く際には、早めに地域の病院を受診してください。

匂いがしない・わからない症状に関連する病気を以下の病名一覧から選択すると、病気の症状・原因・治療などの詳しい情報や、何科を受診すればよいかなどを知ることができます。