便通・排尿機能の異常の病気一覧

症状から調べる

胆道閉鎖症

  胆道閉鎖症(たんどうへいさしょう)は胆汁の通り道である胆道が閉じてしまう病気です。胆汁は消化を助ける働きがあり、胆のうから胆道を通って十二指腸で働きます。しかし、胆道が詰まってうまく流れなくなることで肝臓に滞留し黄疸などの症状がおこります。その状態を放置すると肝硬変や脳出血をおこすこともあり、胆汁性肝硬変症になれば回復が難しくなります。 胆道閉鎖症は生後まもなくの子供におこることが多い病気で、生まれつきの場合や生後すぐになんらかの原因によって胆道が詰まることがあります。眼球の白目の部分

糖尿病神経障害

糖尿病神経障害の基礎知識 病名 糖尿病神経障害 別名 - 症状 糖尿病の患者さんに高血糖状態が続くと、まず手足の先からしびれやピリピリとした痛み、感覚の異常などが現れる。 このまま放置しておくと、痛みやしびれのために夜眠れなくなったり、こむら返りが起きたり、他の自律神経症状なども現れる。 手足も症状がひどくなると、靴擦れなどの足の先の傷から感染、膿みが生じ、足の壊疽(えそ)を起こし、切断に至ることもある。 【感覚・運動神経障害での症状】 基本的には両手、両足に対称性に症

膀胱癌(ぼうこうがん)

膀胱癌(ぼうこうがん)の情報まとめ病名 膀胱癌(ぼうこうがん)別名 特になし症状 自覚症状の無い無症候性肉眼的血尿(※1)や健診で指摘されるような顕微鏡的血尿(※2)、頻尿・排尿時痛・残尿感を伴う膀胱刺激症状をみとめることが多い。 特に無症候性肉眼的血尿は膀胱がんでは最も多い症状であり、注意が必要である。罹患者数 日本での2008年における膀胱がんの年齢調整罹患率は10万人あたり、年7.2人。発症しやすい年齢と

食物アレルギー

【執筆】杉村 久理 先生 食物アレルギーは、「特定の食物が原因物質となるアレルギー疾患」です。蕁麻疹(じんましん)、発赤などの皮膚症状を中心に、さまざまな症状をきたします。腹痛などの消化器症状、喘息(ぜんそく)のような呼吸器症状が出るケースもあります。 同時に複数のアレルギー症状が出た状態をアナフィラキシーといいます。もっともリスクが高いのは、血圧が急激に低下するアナフィラキシーショックです。食物アレルギーの情報まとめ病名 食物アレルギー別名

ループス腎炎

【執筆】福田 真 先生ループス腎炎の情報まとめ病名 ループス腎炎別名 なし症状 腎炎のみでは無症状のことが多いが、進行すると浮腫が出現することがある。 その他の全身性エリテマトーデス(SLE)による臓器障害の症状(皮膚や関節、肺、神経、消化器の障害からくるもの)が出現しうる。罹患者数 SLEの患者数が推定6、7万人。 そのうちの約80%に腎炎を発症する。発症しやすい年齢と性差 20から40歳代に好発し

大腸ポリープ

【執筆】大田 幹 先生大腸ポリープの情報まとめ病名 大腸ポリープ(Colorectal polyp)別名 -症状 基本的に無症状。 便潜血検査の異常や大腸内視鏡検査時に偶然発見されることが最も多い。 非常に大きなポリープで腹痛や便通異常を感じ、また肛門に近い場所にできたポリープでは血便を自覚することもある。罹患者数 大腸ポリープとは、腸壁から発生して管腔内に突出する組織の総称であり、腫瘍性の腺腫(※1)、非腫瘍性の

腸重積(ちょうじゅうせき)

【執筆】望月 暁 先生腸重積(ちょうじゅうせき)の情報まとめ病名 腸重積(ちょうじゅうせき)別名 intussusception症状 腹痛、嘔吐、血便の3つが主な症状。 腹痛は突然発症が多く、繰り返すのが特徴である。 また、緑黄色の胆汁を嘔吐する。血便はイチゴゼリー状の粘血便が特徴である。罹患者数 日本では年間4000人前後とされる。発症しやすい年齢と性差 生後4ヶ月から1歳までの乳幼児に多い。

骨盤臓器脱

【執筆】井上 雅 先生骨盤臓器脱の情報まとめ病名 骨盤臓器脱別名 骨盤臓器脱には膀胱瘤(ぼうこうりゅう)、子宮脱、直腸瘤、小腸瘤などが含まれる。症状 膣から膀胱や子宮、直腸などの骨盤内臓器が脱出してくる疾患。 症状は陰部下垂感や、陰部になにかがはさまった感覚を覚える。 膀胱が下垂(かすい)すると排尿困難や尿失禁、頻尿などの排尿症状を認めることがある。 子宮が下垂すると下着とこすれ出血や痛みが出る。 直腸が下垂すると便秘、

尿失禁

【執筆】井上 雅 先生尿失禁の情報まとめ病名 尿失禁別名 尿もれ。 尿失禁には腹圧性尿失禁、切迫性尿失禁、機能性尿失禁、溢流性尿失禁(いつりゅうせいにょうしっきん)がある。症状 尿が自分の意志とは関係なくもれてしまう。罹患者数 2005年にカナダ、ドイツ、イタリア、スウェーデン、イギリスの5カ国で行われた調査では女性の13.1%、男性の5.4%に尿失禁が確認された。発症しやすい年齢と性差 腹圧性尿失禁は閉

胃潰瘍(いかいよう)

胃壁が胃液で消化されてしまうと、胃潰瘍につながります。胃潰瘍の代表的な原因は「ヘリコバクター・ピロリ菌」と「非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)」です。ピロリ菌による潰瘍を「Hp潰瘍」、非ステロイド性消炎鎮痛薬による潰瘍を「NSAIDs潰瘍」と呼ぶことがあります。近年はピロリ菌感染が減ったことから、NSAIDs潰瘍の割合が増えているようです。 NSAIDs潰瘍の場合、「鎮痛剤がみぞおちの痛みを抑えてしまう」という問題があります。患者さん本人が自覚症状を訴えて医療機関を受診するころには

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