「皮膚の乾燥」の症状から病気を調べる

「皮膚の乾燥」の症状は、皮膚がカサカサする、顔が乾燥して皮がむける、顔が乾燥でつっぱるなどの皮膚の乾燥や違和感がある状態を指します。また、乾燥肌でかゆみやぶつぶつがでる、顔の皮膚がポロポロむける、といった症状を伴うこともあります。

皮膚の乾燥の症状で疑われる病気は、「じんましん」「脂漏性皮膚炎」「掌蹠膿疱症」「アトピー性湿疹」「乾癬」「白癬(水虫・はくせん)」「川崎病」「橋本病」「甲状腺疾患」「リンパ浮腫」「糖尿病」などの可能性が考えられます。

主な診療科目は、皮膚科です。川崎病が疑われる場合は小児科を、橋本病や甲状腺疾患などが疑われる場合は内科や内分泌内科を受診することもあります。

病院・クリニックでは皮膚が乾燥している場合は問診、視診がおこなわれることがほとんどです。じんましんが疑われる場合、アレルギー検査なども追加でおこなうことがあります。また甲状腺疾患が疑われる場合は、触診も追加でおこなうことがあります。

皮膚が乾燥するメカニズムや乾燥しやすい人の特徴は多様で、症状によって考えられる病気も年齢や持病歴によってさまざまです。
症状が重い場合や症状が続く際には、早めに地域の病院を受診してください。

皮膚の乾燥に関連する病気を以下の病名一覧から選択すると、病気の症状・原因・治療などの詳しい情報や、何科を受診すればよいかなどを知ることができます。