「顔がかゆい」の症状から病気を調べる

「顔がかゆい」症状は、フェイスラインがかゆい、自分の髪の毛で顔がかゆい、お風呂上がりに顔がかゆい等のかゆみや違和感がある状態を指します。また顔にブツブツができる、顔が赤くなる、顔が乾燥するなどの症状を伴うこともあります。またほかにも、ダニやストレスによっても顔がかゆくなることがあります。

顔がかゆい症状で疑われる病気は、「疥癬(かいせん)」「汗疹(あせも)」「伝染性膿痂疹(とびひ)」「尋常性ざ瘡(ニキビ)」「接触性皮膚炎」「皮膚掻痒症(ひふそうようしょう)」「花粉皮膚炎」などの可能性が考えられます。
主な受診科目は、皮膚科です。

病院・クリニックでは顔がかゆい症状を訴える場合には問診、視診などがおこなわれます。疥癬が疑われる場合には、それに加え顕微鏡を使った検査がおこなわれることもあります。また接触性皮膚炎や花粉皮膚炎が疑われる場合には、アレルギー検査やパッチテストを実施する事もあります。

顔がかゆいメカニズムやかゆみを感じやすい人の特徴は多様で、症状によって考えられる病気も年齢や持病歴によってさまざまです。
症状が重い場合や症状が続く際には、早めに地域の病院を受診してください。

症状に関連する病気を以下の病名一覧から選択すると、病気の症状・原因・治療などの詳しい情報や、何科を受診すればよいかなどを知ることができます。