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かんじだしょうカンジダ症

更新日:2021/11/29 公開日:2019/04/19 view数:12,529

カンジダ症(かんじだしょう)とは、カビなどの真菌の一種であるカンジダが原因でおこる病気の総称です。
よくみられる「口腔カンジダ症」「皮膚カンジダ症」「性器カンジダ症」のほか、全身におこるものもあります。口腔内カンジダ症は「鵞口瘡(がこうそう)」とも呼ばれます。

全身におこる場合は「カンジダ敗血症」といい、エイズ患者などに生じることがあります。
カンジダ症は、大きくは「表在性カンジダ症」と「深在性カンジダ症」の2つに分けられます。表在性とは、皮膚や粘膜など体の表面に感染部位があることです。これには皮膚カンジダ症、口腔内カンジダ症、性器カンジダ症が当てはまります。

深在性は、内蔵や血液など、体の深部で感染がおこるもので、カンジダ敗血症が当てはまります。


目次
  1. カンジダ症の症状
  2. カンジダ症の診療科目・検査方法
  3. カンジダ症の原因
  4. カンジダ症の予防・治療方法・治療期間
  5. カンジダ症の治療経過(合併症・後遺症)
  6. カンジダ症になりやすい年齢や性別

カンジダ症の症状

口腔内カンジダ症

口の中にクリーム状の白くて痛みがある斑点ができます。
口の端にひびがはいります。
舌が赤くなって痛みをともないます。

皮膚カンジダ症

焼け付くような痛みのある発疹ができます。
乳幼児のオムツかぶれの中には、カンジダが原因の場合もあります。

性器カンジダ症

女性であればおりものの量が増えます。性状はヨーグルト状になり匂いが強くなります。
他にも外陰部や膣が赤くはれ、強いかゆみがあらわれます。

男性では亀頭のかゆみ、ただれ、小膿疱があらわれます。このような初期症状を放置すると包皮から分泌物が出ることもあります。また、まれに尿道炎をおこすこともあります。

カンジダ症の診療科目・検査方法

口腔内カンジダ

口腔内にできた白苔を拭って検査します。

診断しにくいものも多く、抗真菌剤を投与して良くなった場合、カンジダ症と診断する場合も少なくありません。

皮膚カンジダ症

皮膚から出たカスをこすり取り、顕微鏡で観察します。または培養して検査することもあります。

性器カンジダ症

女性の場合、膣のおりものを拭って顕微鏡で観察したり培養したりして検査します。

婦人科等の医療機関でおこなう場合が多くありますが、「検査キット」により自分で検査し、郵送で結果を送ってもらう方法もあります。男性では亀頭やその周辺を綿棒で拭って培養検査します。

かゆみをともなった発疹がなかなか治らないといった症状があれば、歯科泌尿器科皮膚科婦人科など症状にあった医療機関を受診する必要があります。

カンジダ症の原因

カンジダ菌は常に体にいる菌ですが、免疫力が低下すると症状を引きおこします。

抗菌薬やステロイドを長期間使用すると免疫機能が低下し、発症しやすくなります。HIVウイルスに感染している人、糖尿病、手術後、妊娠中も免疫機能が低下するため発症しやすくなります。

寝不足や疲労がたまっている状態、風邪を引いた状態、ストレスを感じている状態でも同様です。

カンジダ症の予防・治療方法・治療期間

治療法は、カンジタによる感染で症状がおきた場所により異なります。

皮膚カンジダ症

抗真菌薬のクリーム、パウダーなどを皮膚に直接塗って治療します。
使用するのはクロトリマゾール、オキシコナゾール、ナイスタチンなどです。
患部を乾燥した状態に保つことで、再発の予防もできます。

口腔内カンジダ症

口の中に直接薬を投与することで治療します。
抗真菌薬を口の中で溶けるトローチを投与することもあります。
クロトリマゾールなどを投与します。
ナイスタチンの液剤で長くうがいをして、吐き出す、または飲み込む場合もあります。

性器カンジダ症

患部に塗るクリーム、膣に挿入する薬、内服薬で治療します。
男性の性器カンジダ症の場合には、主に抗真菌剤の軟膏やクリームでの治療となります。

治療期間も症状のあらわれている部位によって異なります。健康な人の場合、おおよそ1周間程度で治癒するとされています。カンジダ敗血症では、症状が改善した後2週間は抗真菌薬の投与が必要です。心内膜炎を合併した場合は6週間以上といわれています。

カンジダ症の治療経過(合併症・後遺症)

治療期間中は新たな感染を防ぐため、性交渉などは控えるようにする必要があります。

健康な人の場合、治療ですぐに治癒し予後は良好です。菌が血液中に入いるカンジダ敗血症では、心内膜炎、腎盂腎炎、髄膜炎、敗血症性ショックなどがおこり、命にかかわることもあります。

免疫力が落ちている人では、何度も再発することが少なくありません。体調管理や病気のコントロールが重要です。

近年、カンジダ属という真菌の分類が再度検討される見込みです。新しい分類に基づいて臨床が展開されることが期待されています。医療の進歩にともない、生命にかかわることは減ってきていますが、その間、カンジダ症を発症する患者さんも増えていると予測されています。

カンジダ症になりやすい年齢や性別

膣カンジダ症は2005年では約1万人いました。少しずつ患者数は減ってきています。

口腔内カンジダ症、皮膚カンジダ症の罹患者数ははっきり把握されていません。これまで見逃されていたカンジダ症も多くあります。成長途中にある子ども、免疫機能が低下している高齢者で発症しやすいといわれています。

男女差は特にありませんが、性器カンジダに関しては発症しやすいのは女性です。

参考サイト

執筆・監修ドクター

長谷川 佳子
長谷川 佳子 医師 小田原銀座クリニック 医師 担当科目 形成外科/皮膚科/内科

経歴北里大学医学部卒業
横浜市立大学臨床研修医を経て、横浜市立大学形成外科入局
横浜市立大学病院 形成外科、藤沢湘南台病院 形成外科
横浜市立大学附属市民総合医療センター 形成外科
を経て横浜栄共済病院 形成外科
2014年 KO CLINICに勤務
2017年小田原銀座クリニックに勤務

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