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頸肩腕症候群

頚肩腕障害

更新日: 公開日:
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目次
  1. 概要
  2. 症状
  3. 原因
  4. 検査内容と主な診療科目
  5. 治療方法と治療期間
  6. 治療の展望と予後
  7. 発症しやすい年代と性差

概要

頸肩腕症候群とは?

頸肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)は、腕や肩、首、背中などの痛みや感覚異常などの総称です。
腕が痛い、腕がだるい、重いといった症状を、急に体を動かした後やスポーツの後に感じることは誰にでもおこります。

しかし、特に何かをしたわけでもないのに首から肩、肩甲骨周辺、腕、手などに痛みがある・しびれる・重いといった症状があるときは、頸肩腕症候群が疑われます。
神経や筋の疲労、圧迫、筋力低下、循環障害などの自覚症状があらわれ、原因が特定できない病気です。

頸肩腕症候群とは、「変形性頸椎症」、「頸椎椎間板ヘルニア」をはじめとする、脛骨腕痛症状をともなう脊柱や肩関節に由来する病気も含まれます。
ここでは、パソコンを長時間使う、仕分け作業、保母さんや介護職の人など、上肢(肩関節から指先)を酷使する仕事や、静的状況で目と腕だけ使う職業などに就く人に多い「頸肩腕障害」を中心に言及します。

症状

腕、手周辺、首、肩、肩甲骨周辺などに症状がおこる。

・ 肩、首筋のこり
・ 前腕のだるさ
・ 痛みや重さ
・ 首が回らない
・ 腕を一定以上あげると痛みを感じる、しびれる
・ 上肢関節の可動域が狭くなる
など

手足が冷たい・しびれるなどの末梢神経障害や筋力の低下、倦怠感など自律神経失調症症状、不眠・食欲低下などのうつ症状などをおこすこともある。

原因

頸肩腕障害は、職業性のものであれば同じ動作の繰り返しや、首や肩周り、腕、指に負担の多い作業に従事しているという場合に発症しやすいと考えられる。
近年ではパソコンの長時間使用、同じような姿勢をとりつづけているといった人もこのような症状に悩まされることが多い。

職業性にかぎらず、育児やスポーツなども原因となることがある。また、加齢なども原因になりうる。

検査内容と主な診療科目

主に、問診、触診、画像検査(レントゲン検査、MRI検査など)によって診断される。

症状が出た場合は、「疲労だから仕方がない」と無理をせず、速やかに病院を受診することが望ましい。
無理をすると痛みが増したり、症状が悪化したりする場合がある。

問診では、いつ頃から痛むのか、どんな行動をした時に症状が出るのか、普段の生活の様子など詳しく説明する必要がある。
「頸肩腕障害」と同様の症状が現れる、別の頸椎や椎間板に由来する病気との鑑別も必要である。
主な診療科目は、整形外科となる。

治療方法と治療期間

痛みや炎症がある場合は、無理せずに症状が治まるのを待つ。

また痛みが出る動作を避ける必要があるので、負荷原因を避ける。
作業などに取り組む時間を減らすことも必要となる。
身体的苦痛を和らげるためには、痛みや炎症が強いようならば消炎鎮痛剤の投与といった対症療法をおこなう。

さらに比較的軽症の場合は、運動療法、理学療法を並行しておこない寛解することもある。

また、状態によっては頸椎の牽引などで頸や肩の痛みを和らげることが可能な場合もある。

検査の結果、椎間板ヘルニアなどで太い神経に影響が出ている場合は、手術が必要となることもある。

治療期間は状況により違いがある。
強い痛みなどが治まった後も生活改善や運動療法などを継続して長期間かけて治療をおこなう必要がある。

治療の展望と予後

痛みの原因となる同じような動作を繰り返せば再発する場合もあるので、主治医の指示をよく聞き、日常生活を送る必要がある。

頸椎神経症に関わるような手術を受けた場合は、手術の翌日より、頸椎カラーを付けて生活する。
手術後2~3週間で退院できる場合が多い。

発症しやすい年代と性差

加齢により発症する割合が増えるが、労働によるものなどでは年齢に関わらず発症しやすくなっていると考えられる。

また性差については一様に語ることは難しく、作業などによって多くの人におこる可能性があると言える。

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