「肛門の腫れ」の症状から病気を調べる

「肛門の腫れ」の症状は、肛門に切れ痔ができて腫れている、痛みのないできもので腫れている、等の状態を指します。また、肛門の周りのお尻が腫れていたい、お尻近くにできものがある、お尻にぷよぷよとしたできものがあるなどのほか、お尻のしこりが座ったときに痛む、かゆい、等の症状を訴える人もいます。

肛門の腫れの原因として疑われる病気は、「外痔核」「内痔核」「血栓性外痔核」「嵌頓痔核(かんとんじかく)」「肛門周囲膿瘍」「肛門周囲皮膚炎」「肛門潰瘍」「直腸がん」「大腸がん」「粉瘤」「脂肪腫」などの可能性が考えられます。
主な受診科目は、肛門外科です。場合によっては形成外科や皮膚科でも診療が可能なことがあります。

病院・クリニックでは肛門が腫れている場合には問診、視診、触診などをおこないます。外痔核や内痔核、血栓性外痔核等が疑われる場合には、肛門鏡などの検査もおこなわれることがあります。

肛門が腫れるメカニズムや肛門が腫れやすい人の特徴は多様で、症状によって考えられる病気も年齢や持病歴によってさまざまです。
症状が重い場合や症状が続く際には、早めに地域の病院を受診してください。

肛門が腫れている場合の病気を以下の病名一覧から選択すると、病気の症状・原因・治療などの詳しい情報や、何科を受診すればよいかなどを知ることができます。