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風邪の治りかけの時の食事は?薬はいつまで?周りへの感染に注意!

更新日:2018/06/28 公開日:2018/06/28 view数:1,242
風邪 治りかけ

風邪は治りかけが肝心です。

油断をしてしまいがちですが、新たな感染にかかってしまいなかなか治らないということも…。

この記事では風邪の治りかけのときの過ごし方やおすすめの食事、薬の飲み方についてまとめています。

目次
  1.  風邪の治りかけのときの過ごし方は?
  2. 風邪はどのように治ることが多いの?
  3. まとめ

 風邪の治りかけのときの過ごし方は?

1.日常で気を付けること

手洗い・うがい・水分補給・安静

手洗い

手洗いうがい、十分な水分補給を行い、なるべく安静に過ごしましょう。

水分補給の際は、スポーツドリンクや経口補水液などを併用することが望ましいです。水やお茶などと比べ、保水率、吸水率が高いためです。

また、薬は用法容量を守って使用しましょう。

運動は避ける

運動で体力を消耗しすぎると回復力がなくなり、なかなか完治しなくなってしまいます。

また汗をかくことで身体を冷やしてしまうので、暖かくしてできるだけ安静に過ごしましょう。

お酒は控える

お酒ダメ

アルコールを摂取すると身体の水分が不足してしまうので、治りかけでもお酒は控えましょう。

風邪を治すためには免疫力を高めることが重要です。

お酒を飲むと肝臓でアルコールを分解しなくてはならないため、免疫力を高めることができなくなります。

入浴は身体への負担がない程度で

お風呂

発熱していなければ、お風呂に入っても問題はありません。

ただし、身体を温めすぎてしまうと体力を消耗します。

湯冷めしないように気を付けて身体の負担がないように入りましょう。

2.おすすめの食事

消化しやすいものを中心に

胃腸に負担がかからない消化しやすいものを中心に選びましょう。

食事から栄養を補給することでさらに回復につながります。

たんぱく質・ビタミン・ミネラルを合わせてバランスよく

雑炊

消化の良い雑炊やうどんを中心にたんぱく質やビタミン、ミネラルも合わせて摂ることは早めの回復につながります。

理由として、炭水化物は脂質、タンパク質に比べて消化が早く、エネルギー源になりやすいことが挙げられます。また、適度なたんぱく質に加え、ビタミン、ミネラルがあることで、より炭水化物がエネルギー源になりやすくなります。

卵や豆腐、鶏胸肉は、脂質も少なく胃腸に負担をかけないだけでなく、ビタミンも含んでいるのでおすすめです。

野菜でビタミンC・ビタミンAを補給

野菜も一緒に摂ることで不足したビタミンC やビタミンAなどを補給しましょう。

風邪など炎症を起こすと、体内中のビタミンCやAが特に減少するため、消費する分を補給する目的です。

ただし食物繊維の多い野菜は胃腸に負担となることがあります。しっかりと加熱調理をして柔らかくすると食べやすくなります。

3.薬はいつまで飲む?

薬

風邪薬は治りかけのときにはほとんど飲まなくても良いでしょう。

基本的にはのどの痛み、鼻水、咳、発熱などの症状を軽減させるためのもので、ウィルスを排除してくれるわけではありません。

症状が辛いときにだけ使用するようにしましょう。

4.治りかけの風邪は人にうつりにくい?

ばい菌

治りかけや治ってから数日の方が人にうつりやすいと言われています。

治ってからも2~3日は、まだ体内にウィルスが潜伏しています。そのため、空気感染の可能性があるので体調が良くなっても油断せずに外出時はマスクの着用をしましょう。

風邪はどのように治ることが多いの?

1.風邪の流れ

まず、のどの痛みを感じてから鼻水が出るようになります。その後のどの痛みが悪化していき、鼻水の量も増えていきます。そして咳が出るようになり徐々に鼻水と咳が治まって完治してくという流れです。

2.完治まで1週間から10日は感染症の可能性も

完治するまでに平均で1週間∼10日ほどかかります。

ひきはじめてから2~3日後が最も症状がよく出る時期です。

10日ほど経っても症状が治まらない場合は、風邪ではなくほかのウィルスや細菌に感染している可能性があります。なかなか症状が改善しないときは早めに病院を受診しましょう。初診はまず内科にかかるのが適当と考えられます。

3.治りかけのときはさらなる感染の危険も!

注意

治りかけの時期に、さらに喉が痛くなるなど別の症状が出たという経験はありませんか?

体力や免疫力の回復も不十分な時期なので、新たな感染にかかってしまい、なかなか治らないということがあります。風邪の治りかけのときには、とくに注意が必要です。

まとめ

風邪の治りかけは、症状が落ち着いてくるためもっとも油断しがちな時期です。

体力や免疫力も完全にはもどっていない状態なので、ほかのウィルスや細菌を含む新たな感染症に注意が必要です。予防策としても手洗い、うがいを心がけましょう。

またこの時期は人にうつしやすいときでもあるので、外出時にはマスクを着けるなどの対策をしましょう。

執筆・監修ドクター

岡村 長門
岡村 長門 医師 岡村クリニック 院長 担当科目 心臓血管外科/循環器内科/内科

経歴1996年 埼玉医科大学卒業
1997年 埼玉医科大学第一外科入(一般外科、呼吸器外科、心臓血管外科)終了
1999年 戸田中央総合病院心臓血管外科医として就職
2000年 埼玉医科大学心臓血管外科就職
2006年-2012年3月 公立昭和病院心臓血管外科就職
2012年4月 岡村医院、医師として勤務
2012年7月 岡村クリニック開院

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