「脇のしこり」の症状から病気を調べる

「脇のしこり」の症状は、一般的に女性に多く見られ、脇の下のしこりが痛い、しこりがあるのに痛みはない、しこりを押すと痛い、つまむと痛い等の状態を指します。また中には脇の下のリンパが痛む等の症状も伴う場合があります。
しこりは生理前や妊娠中、肩こりのマッサージをしているときなどに見つかることがあります。しこりには柔らかいものや、つまめるほどの大きさなど、さまざまな種類があります。また女性だけでなく、男性でも脇にしこりができる場合があります。

脇のしこりの症状で疑われる病気は、「粉瘤」「脂肪腫」「異物肉芽腫」「悪性リンパ腫」「乳がん」「副乳」などの可能性が考えられます。
主な受診科目は、形成外科や皮膚科です。乳がんが疑われる場合は乳腺外科を受診する事もあります。

病院・クリニックでは脇にしこりがある場合、問診、視診、触診などをおこないます。粉瘤が疑われる場合は、超音波検査をおこなう事もあります。

脇にしこりができるメカニズムや脇にしこりができやすい人の特徴は多様で、症状によって考えられる病気も年齢や持病歴によってさまざまです。
症状が重い場合や症状が続く際には、早めに地域の病院を受診してください。

脇のしこりの症状に関連する病気を以下の病名一覧から選択すると、病気の症状・原因・治療などの詳しい情報や、何科を受診すればよいかなどを知ることができます。