「顔のしこり」の症状から病気を調べる

「顔のしこり」の症状は、顔に固いしこりがある、頬骨の下や横にしこりがある、顔や顎に動くしこりがある、顔の皮膚に痛みのないしこりができる、フェイスラインにしこりがある、等の状態を指します。また顔にできたしこりを押すと痛い、等の症状を伴うこともあります。

顔のしこりの症状で疑われる病気は、「粉瘤」「尋常性ざ瘡(にきび)」「脂肪腫」「石灰化上皮腫」「唾液腺腫瘍」「表皮嚢腫」「毛包炎」「口腔がん」などの可能性が考えられます。
顔やフェイスラインにできたしこりは何科を受診するか悩む方もいるでしょう。主な受診科目は、形成外科や皮膚科です。

病院・クリニックでは顔にしこりがある場合には、問診、触診、視診などをおこないます。脂肪腫が疑われる場合には、必要に応じて超音波検査などをおこなう事もあります。

顔にしこりができるメカニズムや顔にしこりができやすい人の特徴は多様で、症状によって考えられる病気も年齢や持病歴によってさまざまです。
症状が重い場合や症状が続く際には、早めに地域の病院を受診してください。

顔のしこりの症状に関連する病気を以下の病名一覧から選択すると、病気の症状・原因・治療などの詳しい情報や、何科を受診すればよいかなどを知ることができます。