「お尻・肛門から血が出る」の症状から病気を調べる

「お尻・肛門から血が出る」症状は、便(うんち)をすると血が出る、パンツに血が付く、トイレットペーパーで拭いた時に血が付くなどの状態を指します。また、月経(生理)の時やストレスでお尻から鮮血が出ることがありますが、下血しても痛くないことがあります。

お尻・肛門から血が出る症状で疑われる病気は「痔核(いぼ痔)」「外痔核」「内痔核」「血栓性外痔核(けっせんせいがいじかく)」「裂肛(れっこう)」「痔ろう」「大腸がん」「大腸ポリープ」などの可能性が考えられます。「子宮内膜症」が疑われる場合にもお尻から血が出ることがあります。

主な受診科目は、消化器科、肛門科、婦人科です。初期の段階で何科に行けばいいのかわからない場合、内科で相談してもいいでしょう。

病院・クリニックではお尻・肛門から血が出る場合には、問診、視診、指診、触診をおこないます。これに加えて、内視鏡検査などを実施する可能性もあります。

お尻・肛門から血が出るメカニズムやお尻・肛門から血が出やすい人の特徴は多様で、症状によって考えられる病気も年齢や持病歴によってさまざまです。
症状が重い場合や症状が続く際には、早めに地域の病院を受診してください。

お尻・肛門から血が出る症状に関連する病気を以下の病名一覧から選択すると、病気の症状・原因・治療などの詳しい情報や、何科を受診すればよいかなどを知ることができます。