「下腹部が痛い」の症状から病気を調べる

「下腹部が痛い」症状は、右下の腹部に痛みがある、下腹部がチクチク・ズキズキ痛む、下腹部や腹部の左下を押すと痛い等の不快感がある状態を指します。下腹部に張りを感じたり、女性の場合は子宮が痛いと感じることもあります。

下腹部が痛い症状で疑われる病気は、女性の場合は「子宮筋腫」や「子宮内膜症」「卵巣嚢腫」など婦人科系の疾患の可能性もあります。男性の場合は「前立腺炎」や「精巣上体炎」の可能性があります。男女共通して考えられる病気では、「膀胱炎」「虫垂炎(盲腸)」「腎盂腎炎」「尿路結石」などの可能性が考えられます。

主な受診科目は、内科、消化器内科、婦人科、泌尿器科です。

病院・クリニックでは下腹部が痛い場合には問診や触診、超音波検査などがおこなわれます。虫垂炎が疑われる場合には、血液検査、レントゲン検査なども追加でおこなわれることがあります。膀胱炎や前立腺炎などが疑われる場合には尿検査などもおこなわれることがあります。

下腹部が痛いメカニズムや痛みを感じやすい人の特徴は多様で、症状によって考えられる病気も年齢や持病歴によってさまざまです。
症状が重い場合や症状が続く際には、早めに地域の病院を受診してください。

下腹部が痛い症状に関連する病気を以下の病名一覧から選択すると、病気の症状・原因・治療などの詳しい情報や、何科を受診すればよいかなどを知ることができます。