「顔が痛い」の症状から病気を調べる

「顔が痛い」症状は、針でつつかれるような痛み、顔を触ると痛い、顔の半分だけが痛い、筋肉痛のような痛み、顔の皮膚がピリピリして電気が走るような痛みが起こる状態を指します。また、顔に激痛や触ると痛い、頭痛、頬骨や左頬を押すと痛い、頬が痛い、顎(あご)が痛い、目や鼻の奥が痛い、奥歯が痛いという症状を伴う場合もあります。

顔が痛い症状の時に疑われる病気は、「帯状疱疹」「副鼻腔炎」「風邪」「三叉神経痛」「骨折」「酒さ」「歯ぎしり」「丹毒」「耳下腺腫瘍」「エナメル上皮腫」「顔面けいれん」「歯性上顎洞炎」「上咽頭がん」などの可能性が考えられます。

主な受診科目は、内科、皮膚科、脳神経外科、耳鼻咽喉科、歯科です。

病院・クリニックでは、問診、MRI検査、血液検査、感染症免疫学的検査などがおこなわれることがあります。副鼻腔炎が疑われる場合は、視診と画像診断、電子ファイバースコープなどを使って鼻腔内の観察をおこなうことがあります。

顔の痛みのメカニズムや顔に痛みを感じやすい人の特徴は多様で、症状によって考えられる病気も年齢や持病歴によってさまざまです。症状が重い場合や症状が続く際には、早めに地域の病院を受診してください。

顔が痛い症状に関連する病気を以下の病名一覧から選択すると、病気の症状・原因・治療などの詳しい情報や、何科を受診すればよいかなどを知ることができます。