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はいにょうつう排尿痛

更新日:2022/09/20 公開日:2020/04/30 view数:6,038
目次
  1. 排尿痛とは
  2. 排尿痛の症状
  3. 排尿痛の診療科目・検査方法
  4. 排尿痛の原因
  5. 排尿痛の予防・治療方法・治療期間
  6. 排尿痛の治療経過(合併症・後遺症)
  7. 排尿痛になりやすい年齢や性別

排尿痛とは

排尿痛(はいにょうつう)とは、排尿時に痛みを感じる病気です。

場合によっては尿道口、膀胱全体にわたって痛みを感じることもあります。痛みが出るタイミングや場所によって、痛みの原因となっているさまざまな病気が考えられます。

多くの場合、急性膀胱炎や尿路感染症が原因で起こりますが、他の病気でも排尿時の痛みを引き起こす可能性があります。

性感染症による尿道の感染症が原因の場合も多いです。


排尿痛の症状

排尿痛は、排尿時に痛みがあり、尿道口や膀胱全体にわたって痛みを感じます。

女性の場合は、腟の炎症が尿に触れることで痛みを生じることもあります。

以下のような症状の場合にも排尿通の症状の可能性があります。

  • 排尿のときに痛む。
  • 尿に血が少し混ざっている。
  • トイレに行っても痛むばかりで、尿がほとんど出ない。

ただし、排尿時の痛み以外に、発熱や倦怠感、背中の痛みやわき腹の痛み、また再発を繰り返している場合は重症化するおそれもあるため、注意が必要です。

排尿痛の診療科目・検査方法

排尿痛は、泌尿器科の受診となります。

排尿時に痛みのある人のすべてが、直ちに医師の診察を受ける必要があるわけではありません。

ただし、発熱がある人や、免疫系の病気がある人や妊娠している女性では合併症が悪化するリスクがあります。

大丈夫だと自己判断せず、早めに医師の診察を受ける必要があります。

基本的には尿検査や尿培養検査を行い、感染症の原因菌を特定し、感染している原因菌に対して抗菌薬を使用します。

妊娠可能である女性では、妊娠の有無によって治療内容が異なるため、先に妊娠検査を行う場合があります。

男女問わず、性器から多くの分泌物が見られる場合は性感染症の疑いもあります。そのため、性感染症の検査を行うこともあります。

排尿痛の原因

排尿痛の排尿時の痛みは、基本的には尿道または膀胱の炎症が原因とされています。

代表例では、膀胱炎尿道炎精巣上体炎前立腺炎などの感染症が挙げられます。

場合によっては、クラミジアや淋菌による性感染症が原因となっていることもあります。

またそれ以外に、尿路結石や尿管結石前立腺がんなど、感染症以外の疾患が原因の場合もあります。




排尿痛の予防・治療方法・治療期間

排尿痛の原因が感染症である場合には、抗菌薬により数日から10日程度で症状が軽くなります。

痛みが強い場合は、抗菌薬の効果が見られるまで不快感を減らすための薬を投与することがあります。

排尿痛の治療経過(合併症・後遺症)

排尿痛は、免疫系の病気がある人や妊娠している女性では、尿路感染症の合併症が重症化する可能性があるため、注意が必要です。

排尿痛になりやすい年齢や性別

排尿痛は、成人女性では多くの方が経験する病気です。

ただし、成人男性でも起こる可能性があり、年齢を問わず発生します。

執筆・監修ドクター

荒牧 竜太郎
荒牧 竜太郎 医師 荒牧内科 院長 担当科目 内科/呼吸器内科

経歴1998年 埼玉医科大学 卒業
1998年 福岡大学病院 臨床研修
2000年 福岡大学病院 呼吸器科入局
2012年 荒牧内科開業

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