突発性難聴

突発性難聴の受診する科目と診療内容

【監修】板東 浩 先生(医学博士、内科医)

 

突発性難聴は、治療開始が早いほど治癒率が高くなります。そのため、「片耳の聞こえ方がおかしい」と感じたら、すぐに耳鼻いんこう科を受診する必要があります。発症から2週間以上が経過すると、治療効果を得るのが難しくなります。

前兆があったら早めに耳鼻いんこう科へ

耳鼻いんこう科で診てもらうのは早いほどいい

突発性難聴は、早くて3日以内、できれば1週間以内に治療を開始すると完治する可能性が高まります。めまいや吐き気、聞こえなくなったと思ったら放置せず、早めに耳鼻科で検査することが大切です。2週間を過ぎると治らなくなる確率が上がっていき、1ヶ月もすれば聴力を失った状態で安定してしまい、戻る見込みがなくなります。

問診を受ける際に用意しておくべき情報

①いつから聞こえづらくなったか(〇日の△時頃、または、〇日の朝起きてすぐなど)

②どういった状況で聞こえづらさを感じたか

③以前と比較してどれくらい聞こえづらくなったか

④日頃から耳に負担をかけたり、ストレスを感じているか

⑤風邪などの感染症を最後に発症したのはいつか

 

これらの情報を医師に話すことで、病気の判断がしやすくなります。

前兆があったら早めに耳鼻科へ

検査方法

突発性難聴と診断される基準

突発性難聴の診断基準としては先に説明した定義を元に、以下の3つの項目に当てはまるかどうかで判断します。

外耳道に閉塞がない

外耳道(がいじどう)に炎症や詰まっているものがあれば、それは伝音性難聴ということになり、突発性難聴とは区別されます。

鼓膜にまったく異常がみられない

もし鼓膜に異常がある場合は、伝音性難聴といえます。

聴力検査で左右の聞こえを検査し、片方の耳の感音難聴が特定できる

片方のみというのが特徴です。両耳の場合は他の病気が考えられます。

聴力検査(オージオメータ)での検査方法

ヘッドフォンを装着し、両手にブザーボタンを持ちます。
左右から聞こえる小さな音が聞こえたら、聞こえた側のブザーを押して、聴力を測ります。
この検査で片方の耳の聴力が低い場合は、突発性難聴の可能性があります。

MRI・CT

耳のレントゲンを撮ることで、難聴になっている原因を探ります。骨の異常や腫瘍が見つかれば伝音性難聴も考えられます。

※その他、病院によって平衡機能検査や血液検査をおこなうところがあります。

板東浩先生
 【監修医】医学博士 / 内科医: 板東浩 先生
 1957年生まれ。
 1981年 徳島大学を卒業。
 ECFMG資格を得て、米国でfamily medicineを臨床研修。
 抗加齢医学、糖質制限、プライマリ・ケア、統合医療などの研究を行う。
 

情報リクエスト

病気スコープは、ユーザーの皆様が求めている情報を可能な限りお届けしたいと思っています。
「掲載されている病気についてより深く知りたい」「新しい情報として掲載してほしい病気がある」どちらの場合も、お気軽にリクエストしてください。
皆様の期待に応え続けることで、より信頼できるサイトとして成長して参ります。

どちらの情報をリクエストしますか?

または

※個別のご病気や治療法などの医療行為にかかわるお問合せには、
お答えできませんのでご了承ください。

送信完了

リクエストいただきありがとうございました。
いただいたご意見を元に、より信頼していただけるサイトとして成長して参ります。