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ふわふわしためまいの原因は病気やストレスも。何科?解消法も紹介!

更新日:2018/05/02 公開日:2018/05/02 view数:1,102
めまい ふわふわ

めまいにはぐるぐるするものやくらくらするものなど、いくつかパターンがあります。

中でもふわふわとしためまいの場合は、脳や血管などに病気が隠れている可能性があります。

この記事ではふわふわしためまいの原因と、その解消法をご紹介します。

目次
  1. ふわふわとしためまいの原因は?
  2. ストレスや自律神経の乱れ
  3. ふわふわしためまいを解消するには?
  4. ふわふわしためまいの治療について
  5. まとめ

ふわふわとしためまいの原因は?

ふわふわとしためまいが生じる原因としては、次のような病気が考えられます。

1.椎骨脳底動脈循環不全

めまい

「ついこつ のうてい どうみゃく じゅんかん ふぜん」と読みます。

加齢・偏った食生活・ストレスなどによって、首と頭の境目にある椎骨や脳底の動脈が硬化し、脳への血流が悪くなることで生じる病気です。

椎骨や脳底が動脈硬化を起こすと、平衡感覚をつかさどる器官(小脳や脳幹など)が影響され、振り向いたり頭を回したりしたときにめまいが生じやすくなります。

症状

めまいのほかに視力障害や吐き気、手足のしびれを伴います。

初期段階で起こるめまいは数分程度で治まりますが、放置していると繰り返すようになります。

脳梗塞を起こすリスクも高まるため十分注意が必要です。

2.高血圧

めまい

高血圧は一般的に自覚症状がありません。

そのため、ふわふわとしためまいを伴う高血圧は合併症が生じている可能性があります

症状

めまいとともに体の一部が麻痺するほか、激しい頭痛が生じたり呂律が回らなくなったりすることもあります。

このような場合は、動脈硬化による血行不良が起きている可能性があります。

3.脳腫瘍や脳血管障害といった脳の病気

めまい

脳腫瘍や脳血管障害も、めまいの原因のひとつです。

脳内のどこに腫瘍や血管障害が生じたかによって、症状は多少異なります。

症状

めまいは短くて20~30分、通常2~3時間ほど続きます。

ストレスや自律神経の乱れ

ストレスがあったり自律神経が乱れていたりすると、めまいが生じやすくなります。

これは自律神経の乱れによって内耳のリンパ液に異常が出るためです。

次の症状が同時に表れて、強い吐き気や嘔吐を伴うことが多いです

  • 自分の周囲がぐるぐると回るようなめまい
  • 左右どちらかに耳鳴り
  • 難聴

症状

めまいのほかに耳鳴り・頭痛・肩こり・ふらつきなどを伴うこともあります。

また、鬱症状や不安感が強まる場合もあるでしょう。

ふわふわしためまいを解消するには?

1.筋肉をほぐす

ストレッチ

筋肉の凝りや緊張は自律神経とつながりがあり、めまいを引き起こすことも少なくありません。

そのため硬くなった筋肉をほぐすことで、めまいの解消効果が期待できます。

マッサージをしたり、肩や首を回したりすると良いでしょう。

また、軽いストレッチも血流を良くする効果があります。

2.食生活の改善

食事

規則正しい時間にバランスの良い食事を摂ることも大切です。

満腹まで食べると、食後低血圧になってめまいを引き起こすことがあるので、腹八分を心がけましょう。

めまいの解消には血流を良くするDHA・EPA・ビタミンEが効果的なので、次のような食材を積極的に摂りましょう。

  • DHA・EPA:青魚
  • ビタミンE:アーモンド・カボチャ・アボカド・亜麻仁油

3.ストレスをためない

ストレス

ストレスが軽減されて自律神経が整うと、自然とめまいも改善されるでしょう。

日頃からこまめにストレスを発散しておくと自律神経が整うため、心因性のめまいを予防・解消できます。

ストレスの発散だけでなく、リラックスすることも大切です。

ハーブティーにはリラックス効果があるので、気持ちを落ち着けたいときにおすすめです。

4.原因となる病気の治療

治療

病気が原因のめまいであれば、その治療を優先しましょう。

病気が改善されると、めまいの症状も治まるはずです。

ふわふわしためまいの治療について

1.何科を受診すれば良い?

治療

めまいの原因となる病気によって、適切な科目は異なります。

  • 椎骨脳底動脈循環不全・脳腫瘍・脳血管障害:脳神経外科や脳神経内科
  • 高血圧:内科
  • 心因性の病気(うつ病など):精神科や心療内科

めまいは内耳の「三半規管」によって生じているケースもあるため、自分で判断するのが難しい場合は耳鼻いんこう科を受診しても良いでしょう。

2.問診では正確な情報を!

治療

病院では、まず問診によって原因を探ります。

そのため次のような情報を、なるべく正確に医師に伝えられると治療がスムーズに進みます。

  • 生じるタイミング
  • めまいに伴うほかの症状
  • 持続する時間
  • 発症頻度
  • 持病の有無
  • 飲酒・喫煙歴
  • 睡眠状況
  • ストレスの有無

この情報をもとに治療方針を定め、原因となる病気を治療していきます。

3.酔い止め薬は飲んでも良い?

薬

めまいの原因がはっきりしている場合、自己判断で酔い止め薬を飲むより医師の治療方針に従うことが望ましいです。

原因がはっきりせず急なめまいがつらいときは、酔い止め薬で一時的にしのぐのもありですが、根本的な解決策にはならないので早めに病院を受診しましょう。

まとめ

めまいはよくあることだと油断しがちです。

しかし放っておくと、隠れている病気が進行してめまいが慢性化する恐れもあり危険です。

異変を感じたら放置せず、早めに病院を受診して原因を突き止めることが大切です。

執筆・監修ドクター

杉村 久理
杉村 久理 医師 江北ファミリークリニック 院長 担当科目 内科/小児科/アレルギー科/呼吸器内科

経歴産業医科大学医学部 卒業
順天堂大学医学部公衆衛生学教室 研究員
McGill University Occupational Health 留学

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