きゅうせいちゅうじえん急性中耳炎
急性中耳炎の症状
耳痛(耳の痛み)、発熱、難聴、耳漏(じろう:耳だれ)などの症状があります。
急性中耳炎の診療科目・検査方法
耳鏡検査、チンパノメトリを行います。
小児の発熱の原因となっていることがあり、自分から症状を言えない乳児の突然の高熱では原因の一つとして疑う必要があります。
発熱時、耳をいじったり気にしたりする場合は、小児科か耳鼻いんこう科を受診しましょう。
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ベビママほっと。:子どもの中耳炎の症状は?種類別に解説。プールやお風呂はどうする?
急性中耳炎の原因
急性中耳炎の予防・治療方法・治療期間
急性期には抗生物質と去痰剤(きょたんざい)を服用します。また、発熱、耳痛には解熱鎮痛剤を服用します。
耐性菌などで抗生物質の効果が乏しいときや膿が中耳に残るときには鼓膜切開術を行います。
痛み、発熱は2、3日で改善しますが、中耳に膿が残る可能性があるため、完治には数週間かかる場合があります。
急性中耳炎の治療経過(合併症・後遺症)
急性中耳炎になりやすい年齢や性別
乳幼児に多いが成人もかかることがあります。
男女差はありません。
参考・出典サイト
執筆・監修ドクター
経歴1985年 浜松医科大学卒業
1985年 慶応義塾大学耳鼻咽喉科学教室入局
1990年 慶應義塾大学医学部助手(耳鼻咽喉科学)
1994年 横浜市立市民病院 勤務
2001年 相模原協同病院 部長
2004年 横浜市立市民病院 部長
2007年 済生会横浜市南部病院 部長
2017年 おがた耳鼻咽喉科 開設
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