ぷらんまーびんそんしょうこうぐんプランマービンソン症候群
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プランマービンソン症候群の症状
舌炎、口内炎、口角の亀裂がおこります。食道ウェブにより嚥下障害がおこります。
食道ウェブは、鉄分不足をおこすと、食道の粘膜にできる薄い膜のことです。食道ウェブは口の中に炎症をおこします。そのため食べ物を飲み込みにくい状態にします。
また、舌にあるブツブツした乳頭が萎縮して平らになり、赤みが見られるようになります。
舌に痛みやほてりを感じる場合もあります。爪が薄くなり反っていくスプーンネイルやサジ状爪とよばれる症状を発症する場合もあります。
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検査により、貧血が認められれば鉄剤を処方します。多くの場合、経口投与にて治療をおこないます。
慢性貧血の場合は、食事から摂取する鉄分では足りないため、鉄剤を数ヶ月摂取することになります。また、体内での出血により貧血がおこっている場合は、出血の場所を特定し止める治療がおこなわれます。
鉄欠乏の原因が明らかであれば、その対応をおこないます。
プランマービンソン症候群の治療経過(合併症・後遺症)
貧血治療により、鉄分の補給がおこなわれれば、通常通りの体に戻すことができます。
また、医師の指導のもと、食事を鉄分補給を意識した内容に見直す必要があります。出血を止める治療を受けた場合は、原因になっている病気により経過に違いがあります。
プランマービンソン症候群になりやすい年齢や性別
鉄欠乏性貧血をおこしやすいのは、若年~中年の女性です。プランマービンソン症候群の場合は40歳以降の中年女性によくおこる傾向があります。
参考・出典サイト
執筆・監修ドクター
経歴1996年 埼玉医科大学卒業
1997年 埼玉医科大学第一外科入(一般外科、呼吸器外科、心臓血管外科)終了
1999年 戸田中央総合病院心臓血管外科医として就職
2000年 埼玉医科大学心臓血管外科就職
2006年-2012年3月 公立昭和病院心臓血管外科就職
2012年4月 岡村医院、医師として勤務
2012年7月 岡村クリニック開院
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