子宮頸がん

子宮頸がんを予防するためには、どのようなことに気をつける必要がありますか?

【監修】板東 浩 先生(医学博士、内科医)

 

子宮頸がんを予防するためには、まずがんにならないようにな生活や、定期的な検診を心がけることです。
原因はヒトパピローマウイルスと分かっており、ワクチンも開発されています。
副作用を考慮しなければ行けませんが、予防接種も可能です。

子宮頸がんにならないために

子宮頚がんにならないために

健康的な生活を送るために禁煙

子宮頸がんに限らず、がんは生活習慣が原因と考えられることが多くあります。
喫煙は百害あって一利なしと言えます。タバコに含まれる有害物質は気道や肺胞を通して吸収されます。
その有害物質が血液を通して身体全体に巡り、細胞にダメージを与えるのです。健康を気遣うならば、喫煙者は禁煙する努力をしましょう。

食事のバランスを整える

栄養をバランスよく摂取することも、がん細胞をつくらないために大切です。肉中心の食事ではなく、魚をメインに野菜も多く取る食生活を心がけましょう。
同じ料理ばかり食べずに、レパートリー豊富な献立をつくり、楽しく食事をすることも重要です。

子宮頸がん予防にはワクチンも一つの方法

子宮頸がんの予防としては、原因とされているHPV(ヒトパピローマウィルス)を防ぐワクチンを摂取することが挙げられます。ワクチンは、「サーバリックス」と「ガーダシル」の2種類があり、接種時期としては中学1年生の時期が望ましいとされています。数回接種することが必要で、接種間隔はそれぞれ異なります。

【サーバリックス】

1回目の接種から1ヶ月後に2回目、1回目の接種から6ヶ月後に3回目

【ガーダシル】

1回目の接種から2ヶ月後に2回目、1回目の接種から6ヶ月後に3回目

この2種類は、子宮頸がんになるリスクが高いHPVの型を抑えるワクチンとして作用しますが、副作用も報告されています。

軽い症状では発熱、めまい、頭痛、筋肉のこわばりなどがあります。重い症状としては呼吸困難やじんま疹が起こるアナフィラキシー、手足に力が入りにくくなるギラン・バレー症候群、頭痛や嘔吐、意識の低下がみられる急性散在性脳脊髄炎(きゅうせいさんざいせいのうせきずいえん)が挙げられます。

※大多数の専門家が研究データをもとに、予防接種した本人と社会全体の利益はリスクを上回ると主張しています。

接種する、しないにしても定期的な検診を受けることが大切です。

定期的な検診を受けることが大切

性行為をしたことがある女性は、定期的に検診を受けることをおすすめします。
子宮頸がんは初期症状が分かりにくく、密かに進行することが怖い病気です。がんが進行してしまうと、子宮を全摘出しなければならない場合もあります。
「子供をつくる」という選択肢を病気に奪われないためにも、早期発見を意識して検診に行くようにしましょう。

板東浩先生
 【監修医】医学博士 / 内科医: 板東浩 先生
 1957年生まれ。
 1981年 徳島大学を卒業。
 ECFMG資格を得て、米国でfamily medicineを臨床研修。
 抗加齢医学、糖質制限、プライマリ・ケア、統合医療などの研究を行う。
 
病気スコープ編集部
2017年10月25日

情報リクエスト

病気スコープは、ユーザーの皆様が求めている情報を可能な限りお届けしたいと思っています。
「掲載されている病気についてより深く知りたい」「新しい情報として掲載してほしい病気がある」どちらの場合も、お気軽にリクエストしてください。
皆様の期待に応え続けることで、より信頼できるサイトとして成長して参ります。

どちらの情報をリクエストしますか?

または

※個別のご病気や治療法などの医療行為にかかわるお問合せには、
お答えできませんのでご了承ください。

送信完了

リクエストいただきありがとうございました。
いただいたご意見を元に、より信頼していただけるサイトとして成長して参ります。