だいどうみゃくべんきょうさくしょう大動脈弁狭窄症
大動脈弁狭窄症の症状
軽労作での胸の痛みや息苦しさ、突然の意識消失、両足のむくみなどがあらわれます。
大動脈弁狭窄症の診療科目・検査方法
心電図や胸部写真をきっかけに心臓超音波によって診断します。
疲れやすく軽労作で息切れのある方は、循環器内科を受診しましょう。
大動脈弁狭窄症の原因
以下のように、大きく3つの原因が挙げられます。
①先天性の2尖弁(本来、大動脈弁は3枚の弁があるものが、2枚しかない状態)
②加齢(動脈硬化)による弁硬化
③リウマチ熱の後遺症
大動脈弁狭窄症の予防・治療方法・治療期間
薬物療法は効果が得られないので、外科的大動脈弁置換術もしくは経カテーテル大動脈弁留置術による手術を行います。
人工弁や生体弁の種類によって治療期間は異なるので、主治医の指示に従って通院を続けます。
大動脈弁狭窄症の治療経過(合併症・後遺症)
重症度により外科的手術が必要となります。状況に応じて治療の継続も必要になることがあります。
大動脈弁狭窄症になりやすい年齢や性別
65 歳以上の2~4%が罹患しており、日本国内の潜在患者数は100 万人と推定されます。
加齢による動脈硬化によって、高齢者になると加齢性大動脈弁狭窄症が増えています。
参考・出典サイト
執筆・監修ドクター
経歴2006年 近畿大学医学部卒業
東京都老人医療センター(現:健康長寿医療センター)初期研修医
2008年 独立行政法人 国立病院機構 東京医療センター 後期研修医
2010年 日本医科大学付属病院 循環器内科入局 同大学院生、久保田クリニック副院長
2014年 日本医科大学付属病院 循環器内科助教
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