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だいどうみゃくべんきょうさくしょう大動脈弁狭窄症

更新日:2022/08/16 公開日:2019/01/31 view数:2,843

大動脈弁狭窄症とは?

大動脈弁狭窄症(だいどうみゃくべんきょうさくしょう)を発症すると心臓から全身へ血液を送るための大動脈の弁が壊れて血管が狭くなってしまいます。
発症しても、患者さんは何も感じないこともありますが、心臓は全身へがんばって血液を送ろうとします。そのため心筋が肥大したりします。

運動すると息苦しい、突然失神するなど狭心症の症状がおこり、命を落とすこともあります。治療は開きが悪い弁を人工弁に取り換えるなどの手術が必要です。

疑わしい症状がある場合は循環器内科を受診しましょう。

目次
  1. 大動脈弁狭窄症の症状
  2. 大動脈弁狭窄症の診療科目・検査方法
  3. 大動脈弁狭窄症の原因
  4. 大動脈弁狭窄症の予防・治療方法・治療期間
  5. 大動脈弁狭窄症の治療経過(合併症・後遺症)
  6. 大動脈弁狭窄症になりやすい年齢や性別

大動脈弁狭窄症の症状

軽労作での胸の痛みや息苦しさ、突然の意識消失、両足のむくみなどがあらわれます。

大動脈弁狭窄症の診療科目・検査方法

心電図や胸部写真をきっかけに心臓超音波によって診断します。

疲れやすく軽労作で息切れのある方は、循環器内科を受診しましょう。

大動脈弁狭窄症の原因

以下のように、大きく3つの原因が挙げられます。

①先天性の2尖弁(本来、大動脈弁は3枚の弁があるものが、2枚しかない状態)
②加齢(動脈硬化)による弁硬化
③リウマチ熱の後遺症

大動脈弁狭窄症の予防・治療方法・治療期間

薬物療法は効果が得られないので、外科的大動脈弁置換術もしくは経カテーテル大動脈弁留置術による手術を行います。

人工弁や生体弁の種類によって治療期間は異なるので、主治医の指示に従って通院を続けます。

大動脈弁狭窄症の治療経過(合併症・後遺症)

重症度により外科的手術が必要となります。状況に応じて治療の継続も必要になることがあります。

大動脈弁狭窄症になりやすい年齢や性別

65 歳以上の2~4%が罹患しており、日本国内の潜在患者数は100 万人と推定されます。

加齢による動脈硬化によって、高齢者になると加齢性大動脈弁狭窄症が増えています。

執筆・監修ドクター

久保田 芳明
久保田 芳明 医師 久保田クリニック 医師 担当科目 内科/循環器内科/糖尿病内科/呼吸器内科/アレルギー科

経歴2006年 近畿大学医学部卒業
     東京都老人医療センター(現:健康長寿医療センター)初期研修医
2008年 独立行政法人 国立病院機構 東京医療センター 後期研修医
2010年 日本医科大学付属病院 循環器内科入局 同大学院生、久保田クリニック副院長
2014年 日本医科大学付属病院 循環器内科助教

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