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汗疱

汗疱状湿疹、異汗性湿疹

更新日: 公開日:
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目次
  1. 概要
  2. 症状
  3. 診療科目・検査
  4. 原因
  5. 治療方法と治療期間
  6. 治療の展望と予後
  7. 発症しやすい年代と性差

概要

汗疱とは?

汗疱(かんぽう)とは、かゆみをともなう1~2㎜の水疱(すいほう)が手のひらや指の側面、足の裏などにできる慢性の皮膚炎です。水泡は水ぶくれのことで、治っても再発することも多くあります。

はっきりとした原因はわかっていませんが、汗をかきやすい人や、敏感肌の人に多くみられます。また、なんらかのアレルギー反応により発症するともいわれています。

手足に水疱ができる症状は、水虫と似ているため、サンプルを検査し、識別をすることもあります。

症状

手の指や手のひら、足の指や足の裏に透明の水疱ができます。

最初は小さな水疱ですが、徐々に大きくなり、肌を刺激して、かゆみがでてきます。
さらに、そのまま放置していると、2~3個の水疱が集まり、大きくなっていきます。
最後には、赤くなって、じくじくし、うろこ状のくずができます。
かゆみがあり、かきむしると、水疱も増えていくので、注意が必要です。

診療科目・検査

皮膚科を受診してください。

基本的に、皮膚の外観と、定期的な再発があるかどうかに基づいて診断されます。

悪化している場合は、金属アレルギーやアトビー性皮膚炎の薬の副作用など、症状を増悪させている原因となるものがないかを確認する必要もあります。

金属アレルギーなど、なんらかのアレルギーが疑われる場合は、パッチテストをおこなうことも検討します。

また、水虫の症状にも似ているため、皮膚から検体を採取して、水虫の原因となるカビがないかを調べて診断をおこなうこともあります。

原因

はっきりとした原因はわかっていません。

なんらかの原因で汗管が詰まり、汗が出にくくなって、水疱ができます。
病名に「汗」と入っている通り、手のひらや足の裏に汗をかきやすい人がなりやすい病気といわれています。

また、敏感肌やアトピー性皮膚炎の人にみられることも多いため、ニッケルなどの金属アレルギー、薬の副作用などが原因とも考えられます。
食器用洗剤や刺激物に直接触れることが原因とする説もあります。

治療方法と治療期間

原因がはっきりわかっている場合は、それを取りのぞく必要があります。例えば、たくさんの発汗環境がかかわっていると考える場合は、こまめに汗を拭き、清潔に保つことです。また、アレルギ―が疑われる場合は、アレルギー反応の原因となる物質であるアレルゲンを避ける必要があります。

基本的には、手足の乾燥を避け、清潔にし、保湿クリームなどで肌の水分を保つ保湿(ほしつ)が大切です。

過マンガン酸カリウムか、酢酸アルミニウムに浸した湿布を当てると、水疱の消失を早める効果があります。
強い外用コルチコステロイドや、タクロリムス、またはピメクロリムスが、かゆみや炎症に対して効果があります。

抗菌薬の内服や太陽光に似た光線を症状がある部分に繰り返し当てて、症状を改善させていく光線療法で治療することもあります。

治療の展望と予後

皮膚のバリア機能が障害されるため、細菌感染を合併する恐れが高まります。細菌感染が悪化すると、皮膚の感染症が続発することがあるため、早期に治療を受け始めることが大切です。

発症しやすい年代と性差

汗をかきやすい人がなりやすいといわれています。それだけではなく、ストレスなどとも関係があるとされています。

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