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排卵痛

更新日: 公開日:
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目次
  1. 概要
  2. 症状
  3. 診療科目・検査
  4. 原因
  5. 治療方法と治療期間
  6. 治療の展望と予後
  7. 発症しやすい年代と性差

【執筆・監修ドクター】

石野医院 石野 博嗣 先生

概要

排卵痛とは?

排卵痛(はいらんつう)とは、月経と月経の中間期である排卵日や、その前後1~2日、下腹部におこる痛みのことです。排卵がある女性であれば、誰にでもおこりますが、その症状には個人差があります。痛みがまったくない患者さんもいれば、毎回、痛みがある患者さんもいます。

排卵痛がおこる原因は、卵子が卵巣の壁を破って排出される際に、破れた卵巣から卵胞液と血液が流れ出し、腹膜を刺激することです。卵胞が破れた際に出血することもあります。

症状

排卵日や排卵日の前後1~2日、下腹部に痛みがおこります。患者さんによって、症状の強さや期間に差があります。軽い腹痛だけの患者さんもいれば、腹部のハリやひきつったような感覚、違和感、腰痛などを伴う患者さんもいます。

出血を伴う場合もありますが、特に心配する必要はありません。また、排卵痛があらわれてから、24時間以内に排卵がおこるといわれています。

診療科目・検査

自分の月経周期に応じて、毎回同じタイミングで痛みがあらわれる場合は、排卵痛であることがほとんどです。そのため、特に受診しなくても、問題ありません。

ただし、痛みが2~3日経過しても治まらない場合や、大量の出血が伴う場合などは、子宮内膜症や、卵巣嚢腫といった、ほかの疾患が原因となっている恐れもあります。そのような場合は、すぐに婦人科で検査を受けてください。


原因

卵子が卵巣の壁を破って外に出てくるときに痛みが生じることが主な原因です。また、卵子を包む成熟卵胞は排卵前になると大きく成長します。その過程で卵胞の内圧が上がって、痛みが生じている場合もあります。

下腹部ではなく、お腹の横(腹部の片側だけ)が痛い場合は、排卵の際に、盲腸や直腸などの平滑筋がけいれんすることで、痛みが生じています。

そのほかの原因としては、ストレスなどによる自律神経の乱れが挙げられます。自律神経のバランスが崩れている患者さんは、子宮や卵巣の緊張や収縮が強まることで、症状が強くあらわれる傾向があります。

治療方法と治療期間

一過性の場合は、治療をせず、経過観察とすることがほとんどです。痛みが強い場合は、鎮痛薬を使用します。

排卵痛が強まる原因となる疾患に子宮内膜症などがあります。痛みが強い場合や、長く続く場合は、病院で検査を受け、原因を突き止める必要があります。

治療の展望と予後

基礎体温を記録し、自分の月経周期と体調を把握しておくことが大切です。

排卵痛は、女性であれば誰にでもおこる恐れがあるものなので、それほど心配はいりません。ただし、ほかの疾患が原因となって痛みがおこっていることもあります。疾患の早期発見のためにも、基礎体温の記録と、体調の把握は常におこなっておきましょう。

発症しやすい年代と性差

排卵のある女性であれば、誰にでもおこる恐れがあるものです。10代後半から40代半ばくらいまでの女性のうち、2人に1人くらいの割合で経験しています。

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