ひとつのIDでさまざまな施設の順番待ち・予約が可能

EPARKグループ

がいじどうえん外耳道炎

がいじえん/すいまーずいやー外耳炎/スイマーズイヤー
更新日:2021/10/21 公開日:2019/01/31 view数:21,211

外耳道炎とは?

外耳道はいわゆる「耳の穴」で、耳の入口から鼓膜に音を伝える通路になります。この箇所に炎症が起こることを「外耳道炎」といいます。耳には自浄作用があるため、ほこりやゴミなどを耳垢とともに外に出す働きがあります。また皮膚や耳垢は弱酸性に保つことで細菌や虫などが侵入するのを防ぐ作用があります。

しかし、耳掃除のしすぎや水泳したときに入った水などで、ウイルスや細菌などに感染すると、炎症を起こして、外耳道炎になることがあります。

外耳道炎は原因となっている炎症を抑えることで落ち着きますが、感染が広がったり放置したりすると一時的に難聴を引き起こすこともありますので、耳鼻いんこう科を受診し早めの対処が大切です。

目次
  1. 外耳道炎の症状
  2. 外耳道炎の診療科目・検査方法
  3. 外耳道炎の原因
  4. 外耳道炎の予防・治療方法・治療期間
  5. 外耳道炎の治療経過(合併症・後遺症)
  6. 外耳道炎になりやすい年齢や性別

外耳道炎の症状

外耳道が炎症を起こすと、耳の痛み、腫れ、発熱、かゆみ、耳だれ(耳から液体や膿が出てくる)などが生じます。軽い痛みやかゆみによって気づく場合が多いです。炎症によって、頭痛や耳閉感、難聴といったことも起こります。

炎症が強いと、物を噛んだり、耳に触れたりしただけでも痛みが起こることもあります。特に糖尿病や免疫機能が低下している方が「緑膿菌」という菌に感染して重症化することがあります。これは、悪性外耳道炎といい、周囲の骨を通じて脳に影響して命にかかわることにもあり注意が必要です。

長期間放置していて、症状が悪化などすると外耳炎が慢性化し、治りにくくなるので、注意が必要です。

外耳道炎の診療科目・検査方法

耳鏡という器具を使って外耳道や鼓膜を確認します。症状によっては聴力や鼓膜の動きを調べたり、内視鏡を使って耳の中を診たり、原因菌を調べる細菌検査を行ったりします。

耳鼻いんこう科で診るのが一般的です。

外耳道炎は繰り返し起こったり、放置することで炎症が広がったり、痛みが強くなったりするため、違和感がある場合は早めに受診しましょう。

外耳道炎の原因

外耳道が炎症を起こす原因はさまざまです。大部分が細菌やウイルス感染により起きると考えられますがまれにカビが外耳道炎の原因になることがあります。

特に外界から触れやすい場所でもあるため、耳掃除の際に綿棒や耳かきを使ったり、かゆくて爪を耳に入れたりする際に引っ掻いてしまい、そこから傷がついて細菌が入り、炎症が起きます。

特にプールやお風呂などで、雑菌の多い水が傷ついた外耳道に入れば、炎症がおきやすいので注意しましょう。

外耳道炎の予防・治療方法・治療期間

炎症を抑えるためにまず耳内をきれいにして抗炎症剤や消毒薬を患部に直接塗布します。一般的には抗生物質や消炎鎮痛剤を内服、点耳薬を使用することもあります。かゆみがある場合は抗ヒスタミン薬やステロイド軟こうを処方します。

カビが原因の場合抗真菌剤という薬を塗布したりすることもあります。軽症の場合は3、4日で快方に向かいますが、症状によっては長引くこともあります。多くの場合、1週間ほどで症状が落ち着きますが、改善しない場合は専門家に再度診てもらいましょう。

その他、耳に過剰に触れないよう、生活上の注意を払うようにします。一般的に耳掃除は月に1回程度でよいといわれています。

外耳道炎の治療経過(合併症・後遺症)

軽症であれば自然治癒し、予後もよいとされています。

耳掃除を頻繁に行う、耳を触る癖があるといった生活習慣を治すことでも、外耳炎を起こすリスクを減らすことができます。また、プールや風呂の後、耳の中に水が入ったままだと外耳炎になりやすいので放置しないようにしましょう。

外耳道炎になりやすい年齢や性別

全体の患者数は衛生環境があまり良くなかった時代に比べると減少傾向にあります。

プールに入る機会が多い方も外耳道炎を引き起こしやすいため、夏に起こりやすい傾向があります。

執筆・監修ドクター

矢崎 裕久
矢崎 裕久 医師 矢崎耳鼻咽喉科医院 院長 担当科目 耳鼻いんこう科

経歴1988年 聖マリアンナ医科大学 卒業 同耳鼻咽喉科入局
1998年 山梨医科大学 耳鼻咽喉科 入局
2005年 矢崎耳鼻咽喉科 入職

不正確な情報を報告

不正確な情報を報告

メールアドレス:任意
※メールアドレスをご入力いただいた方には、改善結果をご報告致します。
コメント(オプション):

関連する病気

外耳道炎以外の病気に関する情報を探したい方はこちら。

関連カテゴリ

外耳道炎に関連するカテゴリはこちら。

関連コラム

「外耳道炎」に関するコラムはこちら。