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咳喘息

目次
  1. 概要
  2. 症状
  3. 原因
  4. 検査内容と主な診療科目
  5. 治療方法と治療期間
  6. 治療の展望と予後
  7. 発症しやすい年代と性差
  8. 編集部脚注

概要

咳喘息(せきぜんそく)とは?

咳喘息(せきぜんそく)は、気管支喘息のような喘鳴(ぜんめい)は見られない症状です。その名前も咳を主症状とした喘息だからです。気管支喘息の初期の症状と考えられています。

「夜になると出る」「季節によって出る」などの傾向があることもあります。原因は花粉やハウスダストや温度差などでアレルギー症状が原因とされています。慢性化すると治療が難しくなるので早めに治療を開始するのが重要です。

症状

咳嗽(がいそう)が就寝時や深夜、早朝に悪化しやすい。
中には昼間のみ症状がおこる場合もある。
また、季節によって症状があらわれることもたびたびある。
喀痰(かくたん)を伴わないことも多いが、喀痰を伴う湿性咳嗽(しっせい)の場合もある。
咳喘息では喘鳴(ぜんめい)は聴取されない。

原因

上気道炎、冷気、運動、受動喫煙を含む喫煙、雨天、湿度の上昇、寒暖差、花粉や黄砂の飛散。

検査内容と主な診療科目

3~4週間以上持続する遅延性咳が出現した場合には呼吸器内科を受診する。
受診が遅れると再発を繰り返し、喘息に移行する事がある。呼吸機能検査では末梢気道閉塞(まっしょうきどうへいそく)が認められる。
血液検査ではアレルギー反応が陽性の事が多い。

治療方法と治療期間

軽症では吸入ステロイドを使用し、中等症では吸入ステロイドに気管支拡張剤を追加する。重症ではさらにステロイド剤の内服を追加する。最低用量(中用量の半量)まで減量できて無症状なら、中止を考慮してよい。
ただし,再燃の可能性を考えて2年間位は治療する。

治療の展望と予後

治療効果が十分あるので、呼吸器内科を受診する。

 

発症しやすい年代と性差

明らかな数や性差は不明。

編集部脚注

※1  咳嗽(がいそう)

咳嗽は、咳のことです。
痰(たん)を伴わない乾いた咳を「乾性咳嗽」、痰の絡んだ咳を「湿性咳嗽」と呼びます。

※2 喀痰(かくたん)

喀痰は、痰のことです。
咳をしたとき、喉の奥から出てくる粘液状の物質です。

※3 喘鳴(ぜんめい)

喘鳴は、呼吸に伴う雑音です。
「ゼェゼェ」「ヒューヒュー」などの音で、聴診器がなくても聞きとれます。
気道が狭くなったときに、喘鳴が見られます。

※4 上気道炎

上気道炎は、基本的に「風邪」を意味すると考えて構いません。
上気道は、気道のうち「鼻から喉まで」を指しています。
上気道の炎症は大部分がウイルス性で、「かぜ症候群」と総称されます。
一方、「喉から肺まで」は「下気道」と呼んでいます。
炎症が下気道に及ぶと、気管支炎⇒肺炎と悪化する恐れがあります。

※5 末梢気道閉塞(まっしょう-きどう-へいそく)

末梢気道閉塞は、「気管支の末端が塞がった状態」です。
まず、末梢気道の定義は、「内径(空気が通る空洞の直径)2mm未満」の気管支です。
このような末端の気管支を「小気管支」「細気管支」などと呼んでいます。
ガス交換(酸素と二酸化炭素の交換)をおこなっている肺胞のすぐ近くに位置します。
末梢気道が塞がると、そのぶん、呼吸の効率が低下します。
とはいえ、一部の末梢気道が塞がったくらいでは、ほとんど変化ありません。
しかし、慢性的な炎症で閉塞箇所が増えていった場合、長い年月をかけて肺機能が低下します。

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