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せっぱくせいにょうしっきん切迫性尿失禁

ゆーゆーあいUUI
更新日:2022/10/25 公開日:2020/04/07 view数:3,361
目次
  1. 切迫性尿失禁とは
  2. 切迫性尿失禁の症状
  3. 切迫性尿失禁の診療科目・検査方法
  4. 切迫性尿失禁の原因
  5. 切迫性尿失禁の予防・治療方法・治療期間
  6. 切迫性尿失禁の治療経過(合併症・後遺症)
  7. 切迫性尿失禁になりやすい年齢や性別

切迫性尿失禁とは

切迫性尿失禁(せっぱくせいにょうしっきん)とは、自分では尿意のコントロールや我慢ができずに尿が漏れてしまうことを指します。

尿失禁には、いくつかのタイプがありますが、その中でも切迫性尿失禁は、強く、我慢できない尿意の直後に中量~大量の尿漏れがおこってしまいます。

特に、夜間に尿意を感じて目を覚ましたときに尿失禁を起こすことが多いといわれています。

尿失禁は多くの人が悩まされ、生活の質を低下させる可能性もある状態であり、恥ずかしからずに病院へ受診することが大切です。

切迫性尿失禁の症状

切迫性尿失禁は、突然強い尿意を感じ、トイレに間に合わずに漏れてしまう、力を入れていないのに漏れてしまうといった症状がみられます。

トイレが近くなり、トイレに駆け込むことが多くなるため、外出時は特に困ります。そのため、トイレに駆け込むことを避けようとし、早めに排尿する習慣がつき、頻尿となることもあります。

切迫性尿失禁の診療科目・検査方法

切迫性尿失禁は、泌尿器科への受診が必要となります。

尿失禁と別に、脚の筋力低下や、性器周辺の感覚が消失している場合は、脊髄損傷の可能性があるため、直ちに病院への受診が必要になります。

問診や、排尿した時間や量を記録した「排尿日誌」などにより尿失禁の状態を確認することもあります。
検査では、尿検査や尿培養検査、腎機能の血液検査、排尿後の残尿量を調べることで、尿失禁の原因を調べていきます。

また、女性では内診により、骨盤底辺の筋力低下や萎縮性膣炎などの異常がないかも調べることがあります。

切迫性尿失禁の原因

脳からの指令により排尿はコントロールされていますが、切迫性尿失禁は、脳のなんらかの障害によりコントロールが上手くいかないことが原因のこともあるようです。

しかし、多くの場合原因が明らかではなく、膀胱が勝手に収縮(不随意収縮)することにより、尿失禁をきたしてしまいます。

また、男性では前立腺肥大症、女性の場合、膀胱瘤や出産による尿道括約筋、骨盤底筋の筋力低下が原因といわれています。

切迫性尿失禁の予防・治療方法・治療期間

切迫性尿失禁は、水分摂取の調整や、尿意があっても少し我慢する膀胱訓練、骨盤筋底筋訓練などを行います。

また、薬剤では抗コリン薬やβ3受容体作動薬などが有効といわれています。

切迫性尿失禁の治療経過(合併症・後遺症)

切迫性尿失禁は、薬などの治療が効かなかった場合、仙骨神経に電気刺激を与える治療や、膀胱への化学薬品の注入を行うこともありあります。

まれに、手術を試みることもあります。

切迫性尿失禁になりやすい年齢や性別

切迫性尿失禁は、女性と高齢者に多くみられます。40歳以上の女性の4割以上が経験しているといわれ、悩んでいる人はとても多いです。

高齢者に多くみられますが、加齢に伴う一般的な変化ではありません。

執筆・監修ドクター

荒牧 竜太郎
荒牧 竜太郎 医師 荒牧内科 院長 担当科目 内科/呼吸器内科

経歴1998年 埼玉医科大学 卒業
1998年 福岡大学病院 臨床研修
2000年 福岡大学病院 呼吸器科入局
2012年 荒牧内科開業

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