おうはんえんこう黄斑円孔
黄斑円孔の症状
黄斑円孔の診療科目・検査方法
黄斑円孔の原因
原因は眼の中にある硝子体というゼリー状の組織です。硝子体は年齢の上昇にあわせて減少して縮んでいき、網膜から剥がれていきます。剥がれる際に硝子体が薄皮のように網膜上に残る場合があります。この薄皮が網膜を引っ張ることで、黄斑円孔をおこす原因となります。
黄斑円孔の予防・治療方法・治療期間
黄斑円孔が発見されると状況によっては硝子体手術をおこないます。主な硝子体手術は局所あるいは全身麻酔をおこない、特殊なカッターで硝子体を切除する手術です。その後、硝子体に似た透明な液体や、ガス、空気などを入れて終了します。手術はせず、経過観察となる場合もあります。
黄斑円孔の治療経過(合併症・後遺症)
黄斑円孔により経過観察となった場合でも、徐々に症状があらわれれば手術をすすめられる場合もあります。硝子体手術は高度な技術が必要となる手術です。そのためリスクを視野に入れながら、実施については医師とよく相談する必要があります。
黄斑円孔になりやすい年齢や性別
傾向について一概には言えません。加齢に伴い発症すると考えられますが、他の要因があることもあります。
執筆・監修ドクター
平松 類 医師
二本松眼科病院
副院長
担当科目
眼科
経歴昭和大学医学部卒業、医学博士。
昭和大学東病院助教、三友堂病院眼科科長、彩の国東大宮メディカルセンター眼科科長
をへて二本松眼科病院に勤務。
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