たんのうぽりーぷ胆のうポリープ
胆のうポリープとは?
胆のうポリープは、食べ物の消化に関わる胆汁を作る臓器、胆嚢(たんのう)にできるポリープ(粘膜にできる隆起病変のこと)です。
胆のうにポリープがあっても自覚症状があることはほとんどありません。そのためほとんどの場合は検査によって発見されます。
多くは良性ですが、中には胆嚢がんも含まれています。ポリープの大きさや形、増殖の速度などでがんが疑われる場合は手術によって摘出します。手術をしない場合もその後のポリープの状態に大きな変化がないか、定期的な検査が必要です。
胆のうポリープの症状
自覚症状は認められないことがほとんどです。
胆のうポリープの診療科目・検査方法
腹部エコー検査でフォローアップを行います。
消化器内科を受診しましょう。
胆のうポリープの原因
コレステロールポリープの場合には高コレステロール血症との関係があるといわれています。
胆のうポリープの予防・治療方法・治療期間
胆のう摘出術(多くは腹腔鏡下胆のう摘出術。これまでの腹部手術の既往で癒着等がある場合には開腹術になる場合もあり)を行います。
治療期間は4~10日間程度になります。
胆のうポリープの治療経過(合併症・後遺症)
ポリープの形態やサイズ、大きくなる速度により、手術の要否を決定します。
一般的には10mmを超えると癌(がん)が含まれている確率が高くなるため、診断的治療目的で胆のう摘出術を勧められることが多いです。
胆のうポリープになりやすい年齢や性別
罹患者数の詳細不明だが腹部エコー検査を受けた方の5~10%程度に発見されます。
40~50歳代に多く、男女差はありません。
参考・出典サイト
執筆・監修ドクター
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