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いつりゅうせいにょうしっきん溢流性尿失禁

更新日:2022/09/20 公開日:2020/05/18 view数:4,437
目次
  1. 溢流性尿失禁とは
  2. 溢流性尿失禁の症状
  3. 溢流性尿失禁の診療科目・検査方法
  4. 溢流性尿失禁の原因
  5. 溢流性尿失禁の予防・治療方法・治療期間
  6. 溢流性尿失禁の治療経過(合併症・後遺症)
  7. 溢流性尿失禁になりやすい年齢や性別

溢流性尿失禁とは

尿失禁の1つであり、自分で尿を出したいのに出せず、残尿感があるにもかかわらず、尿が少しずつ漏れ出てしまう状態のことです

溢流性尿失禁は、1回の量は少ないですが、全体的には大量の尿を排出していることになります。

溢流性尿失禁(いつりゅうせいにょうしっきん)は、排尿障害があることによって起こります。

その排尿障害を起こす前提となる代表的な疾患の1つに前立腺肥大があることもあり、溢流性尿失禁は男性に多くみられます。

このほかに、直腸がんや子宮がんなどの骨盤内手術後といった膀胱周囲の神経機能が低下してしまっているとき、糖尿病などの神経因性膀胱、尿道狭窄でもみられます。

溢流性尿失禁の症状

溢流性尿失禁は、自分で意識して尿を出したいのに、意識とは逆に少しずつ尿が漏れ出てしまうタイプの尿失禁です。

排尿開始までに時間がかかったり、排尿できても勢いがなかったり、残尿感があるといった症状が特徴です。自覚症状がないことが多く、膀胱に尿がたまった時点で発生するため、腹圧をかけても尿意をコントロールできません。

溢流性尿失禁の診療科目・検査方法

泌尿器科への受診が基本になります。

尿失禁は生命を脅かす病気ではありませんが、生活の質を低下させることがあるため、尿失禁で外出することを断念したりするよう状態の場合は、医師の診察を受けることで改善する場合があります。

まれに、突然の尿失禁が脊髄の病気の症状の可能性もあるため、尿失禁の症状以外に、脚の筋力低下や感覚消失、性器周辺や肛門周辺の感覚消失がある場合は直ちに病院への受診が必要になります。

溢流性尿失禁の原因

尿失禁は高齢者でよくみられるものの、加齢に伴う変化ではありません。

膀胱の筋肉の筋力低下や活動低下がある場合や、尿路閉塞がある場合、またはその両方がみられる場合によって排尿ができなくなることがあります。これを尿閉といいますが、尿閉により膀胱が過度に充満して尿の漏出が原因で起こります

また、前立腺肥大症糖尿病などによる排尿障害や、女性の場合は、骨盤内の疾患や手術によって起こることもあります。

利尿効果のある薬の服用や、アルコールやカフェインを摂りすぎると突然で一時的な尿失禁が起こることもあります。機能的な問題があると、長期にわたって持続することもあります。しかし、慢性の尿失禁であっても軽減することもあります。


溢流性尿失禁の予防・治療方法・治療期間

溢流性尿失禁の原因が下部尿路閉塞か膀胱の筋肉の筋力低下か、あるいはその両方かで異なってきます。

下部尿路閉塞が原因の場合では、特別な治療法が尿路閉塞を軽減する助けになる場合があります。例えば、前立腺の病気に対する手術や薬の使用などがあります。

膀胱の筋肉の筋力低下による場合は、膀胱カテーテルを挿入し、尿量を減少させる手段などが挙げられます。

また、膀胱からより多くの尿を出すために電気刺激を用いることもあります。

溢流性尿失禁の治療経過(合併症・後遺症)

尿失禁があると生活の質が大幅に低下する恐れがあり、人前で恥をかいたりすることで孤立し、うつ状態を引き起こしたりすることがあります。また、尿失禁は高齢者が長期療養施設での介護を必要とする理由となっています。

さらに、同じ姿勢で寝ている人は床ずれの発生につながります。しかし、尿失禁が長期間続いていたものでも、軽減する可能性もあるため早めの病院への受診が必要です。

溢流性尿失禁になりやすい年齢や性別

溢流性尿失禁は、必ず前提に排尿障害がある人がなります。また、男性に多くみられます

執筆・監修ドクター

岡村 信良
岡村 信良 医師 久野銀座クリニック 理事長 担当科目 消化器内科

経歴2006年 北里大学大学院卒、
2008年 平塚共済病院内科医長を経て小田原銀座クリニックに入職、その後院長に就任。
2013年 12月には当院久野銀座クリニックを開業

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