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足の指がつる原因は冷えや脱水症状!その解消方法と予防法は?

更新日:2022/09/27 公開日:2020/12/15 view数:83,147
足の指がつる原因や解消方法と予防法を解説

【医師監修】

足の指がつるという状況は、多くの人が経験しているはずです。

原因としては脱水や疲労、冷えなどが挙げられます。

場合によっては病気が潜んでいる可能性もあるので異変を感じたら病院を受診しましょう。

動中や寝ている時に足の指がつるという経験は、ほとんどの人にあるはずです。

指がつるというのは、指の付け根にある筋肉が痙攣して痛みを伴っている状態です。

場合によっては病気が隠れていることもあるので注意が必要です。

この記事では足の指がつる原因やつった時の解消方法、つらないための予防法を説明します。

目次
  1. 「足の指がつる」ってどういうこと?
  2. 足の指がつる原因
  3. 足の指がつった時の解消法と予防法
  4. まとめ

「足の指がつる」ってどういうこと?

足の指がつる原因は筋肉が痙攣するため

「つる」というのは、自分の意思とは関係なしに足の指が硬直して筋肉が収縮する動きを言います。

つまり指の付け根にある筋肉が痙攣している状態で、多くの場合痛みを伴いますが目にみえるような痙攣ではありません。

足の指は運動をしている時や寝ている時などにつることが多く、急に筋肉がこわばった感じになったり、突然強い痛みとともに動かしづらくなったりします。

手指の付け根にも筋肉がありますが、その量や状態によって、手よりは足の指の方がつりやすいと言われています。

足の指がつる原因

足の指がつる原因は、生活習慣からくるものと病気や体質が影響しているものがあります。

次のような要因が改善されないと日常的に足の指がつりやすくなるため、冷えを避けるなどしてケアを怠らないようにしましょう。

1.生活習慣

冷え

足の指がつる原因は冷えで筋肉が固くなるため

足の指がつる原因のひとつとして「冷え」が挙げられます。体温低下によって筋肉が固まると、足がつりやすくなります。

寝ている時に足先が出ていると、冷えてしまうので注意しましょう。

脱水症状

足の指がつる原因は脱水でミネラルが不足するため

また、脱水によるミネラル(ナトリウム・カリウム・マグネシウムなど)の不足も足の指がつる原因になります。

ミネラルは筋肉の収縮作用に影響しますが、脱水症状が起こるとこれらが不足します。

特に運動中や就寝中は脱水症状が起こりやすく、ミネラル不足が生じるために足の指がつることが多いです。

疲労

足の指がつる原因は疲労?セルフケアで対策を

疲労が溜まっていると足の指がつることがあります。

立ち仕事やハードな運動をする人は、ケアをおろそかにすると運動中や就寝中に足の指がつりやすくなります。

水泳中

足の指がつる原因は水泳で冷えや疲労になるため

プール(水泳中)では次のような条件が揃い、足の指がつりやすくなります。

・筋肉疲労
・冷えなどによる血行不良
・脱水症状

2.体質や病気など。妊娠中もつりやすい

加齢や慢性的な疾患

足の指がつる原因は加齢による筋力低下

加齢や慢性的な疾患もひとつの原因です。

加齢による筋肉量の減少や、末梢神経の障害を抱える糖尿病患者などは、「つり」を引き起こしやすいと言えるでしょう。

肝機能障害

足の指がつる原因は肝硬変などの肝機能低下かも

また『肝硬変』などによる肝機能の低下はミネラルのバランスを崩すため、足の指がつる原因となります。

閉塞性動脈硬化症

足の指がつる原因は閉塞性動脈硬化症の可能性も

閉塞性静脈硬化症の症状として足の指がつることもあります。

この病気は最終的に、足の指を切断しなければならないほど重篤な状況に陥る可能性があります。

両足を上げて1分程度足首を動かした時に、片足だけ色が真っ白になる場合は危険です。異変がみられたら病院を受診してください。

妊娠中

妊娠中に血行不良などで足の指がつりやすくなる

妊娠中も血行不良やミネラル不足によって足がつりやすいとされています。

また妊娠後期になると体が大きく重くなってくるため、無意識に歩き方に変化が起きることがあり、この場合も足がつりやすくなると言えるでしょう。

足の指がつった時の解消法と予防法

1.足の指がつった時の解消方法

足の指がつったときの対処法・解消方法を解説

足の指がつったらすぐ、つった方と反対側に伸ばしましょう。

病気などが潜んでいなければ痛みはそのうち引いていき、それ以降頻繁に起こることはそうありません。

2.足の指がつらないための予防法

こまめな水分補給

足の指がつらないために水分を多く摂る

日ごろできる予防法としては、こまめに水分をとることです。

運動中や睡眠前は水分をとって、水分不足に陥らないよう心がけましょう。

ただし、お茶やコーヒーなどカフェインが含まれているものは利尿作用があり、
かえって脱水状態となる場合があります。

ミネラルウォーターやスポーツドリンクなど、カフェインが含まれていないものが良いでしょう。

寝る直前にお酒を飲まない

足の指がつらないために飲酒後すぐの睡眠は避ける

お酒を飲んですぐに寝てしまうことも脱水症状につながります。

アルコールは体内の水分を使って分解されるため、お酒を飲んですぐ寝ると寝ている間に脱水症状を引き起こし、足の指がつりやすくなります。

サプリメントを使用する

足の指がつらないためにサプリでミネラル補給

ミネラル不足に陥りやすい人は、サプリメントなどで補うのもひとつの手です。

食事などから摂取するのが難しい場合は、取り入れてみましょう。

適度な運動と休息

足の指がつらないために休息をとる

疲労が溜まっている場合も足の指がつる可能性が高いので、適度な休息を挟みましょう。

ストレッチをしたり、必要な筋肉を鍛えたりすることも有効です。

まとめ

足の指がつるのは、指の付け根にある筋肉が痙攣しているためです。

水分不足や疲労、冷えなど様々な原因が考えられますが、大きな病気が潜んでいることもあります。

睡眠中頻繁に足の指がつるという方は、整形外科内科などの病院を受診し医師に相談しましょう。

執筆・監修ドクター

住田 憲祐
住田 憲祐 医師 スガモ駅前整形外科 理事長 担当科目 整形外科/リハビリテーション科

経歴2005年 帝京大学医学部卒業
2012年 のぞみ整形外科内科クリニック開院
2017年 スガモ駅前整形外科開院
2020年 医療法人社団のぞみ会理事長
    スガモ駅前整形外科 院長
    のぞみ整形外科内科クリニック 院長
    望クリニック 副院長

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