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オンライン診療はどう受診する?利用方法や条件、診察の流れ|オンライン対応可能な医院も探せる

更新日:2022/12/02 公開日:2020/09/28 view数:4,474
遠隔診療

病院内での感染症の罹患リスク、最近では特に新型コロナウイルスの感染に不安を感じ、「病院に行きたくても行けない」とお困りの方も多いかと思います。

持病の治療や子どもの薬の処方など、事情によってはどうしても病院に行かなければならないケースもあるでしょう。

そんなとき、自宅で診察が受けられる「遠隔診療・オンライン診療」というものがあるのをご存知でしょうか。

新型コロナウイルス感染症の流行をきっかけに話題となり、最近では医院のホームページやテレビなどでみかけるようになりました。

しかし、オンライン診療と聞いても、誰でも受けられるのか、どうやって受診するのかなど、疑問や不安を感じる方も少なくないと思います。

そこでこの記事では、オンライン診療とはどんなものなのか、利用条件や方法、対応している疾患などを解説します。

目次
  1. パソコンやスマホで問診などが受けられる
  2. 外出困難でも診療可能なのがメリット。ただしデメリットも
  3. 利用条件をしっかり確認
  4. オンライン診療を受ける際は医師と相談を
  5. 気になる診療の流れは?
  6. まとめ

パソコンやスマホで問診などが受けられる

オンライン診療とは、パソコンやスマートフォン、タブレットなどの端末を通じて、オンライン上で受診予約から医師による問診や診察、処方、決済までができる診療方法です。

インターネットやビデオ通話などが苦手な方向けに、音声通話による相談や診察が受けられる「電話診療」という診療方法もあります。

すべての医療機関でオンライン診療がおこなわれているわけではなく、厚生労働省が指定する研修を、医師が受講している必要があります。

そのため、実際にオンライン診療をおこなっているかは各医療機関に問い合わせるようにしましょう。

外出困難でも診療可能なのがメリット。ただしデメリットも

メリット

・通院の手間が省け、交通費がかからない
・病院に行かなくて良いので、待ち時間がない
・院内感染、二次感染の心配がない
・症状がつらく、外出が困難な場合も自宅で受診できる
・小さなお子さんがいる方も気軽に受診できる

特に高齢者や小さいお子さん、持病をお持ちの方が家族にいる場合、罹患してしまうと感染症が重症化してしまう可能性があります。そんなときにオンライン診療は有効といえるでしょう。

デメリット

・診察料の他に別途お金がかかることがある

通常の診療報酬に加え、予約料等、別途手数料がかかる場合もあります。希望する場合は、受診を検討している医療機関に問い合わせてみましょう。

また、病院での受診に比べて事務手続きなどが多く、薬の配送料などその分お金がかかります。

・検査や処置が受けられない

非対面なので、口頭でのやりとりのみ。処置は自分でおこなうことになります。

・正確に診断してもらえない可能性がある

のどや耳の奥などは画面越しには確認しにくく、正しい判断が難しい場合があります。

・すぐに受診ができない

基本的にオンライン、電話診療ともに事前の予約が必要です。

メリットも多いオンライン診療ですが、デメリットもあります。そのため、しっかりと理解してから利用することが大切です。

利用条件をしっかり確認

オンライン診療を受診するには条件があります。

基本的にオンライン診療も電話診療も、初診は対面での受診が必要になります。

それにくわえ、原則オンライン診療を受けようとしている月の直近3ヶ月の間、月1回のペースで同一医師による対面診療を受けている必要があります。

3ヶ月通院し、医師がオンライン診療への切り替えに賛成した場合はオンライン診療にできますが、切り替えが難しいと判断された場合にはオンライン診療が受けられません。

ただし、新型コロナウイルスが流行している今、オンライン診療の利用条件が緩和され、初診からオンライン診療を受けることができるようになりました。

こちらもかかりつけの医師よりオンライン診療での受診を承諾された場合のみにはなりますが、本来は受診対象外になっていた、発熱、咳、鼻水、などの症状も受診可能になりました。

「病院に行きたいけど院内感染がこわい‥」と、受診をためらっていた方は、一度医療機関に相談してみてはいかがでしょうか。

オンライン診療を受ける際は医師と相談を

とても便利なオンライン診療ですが、すべての症状や病気に対応しているわけではありません。

対応している主な診療は、一部の保険診療と、自由診療の治療や手術の後の経過観察での通院、相談、カウンセリングなどです。

ただし、保険診療のなかでも、適用になっていない疾患や、患者さんの状態によってはオンライン診療ができない場合があります。

基本的に医師の判断の上で遠隔診療を行ないますが、中にはED(勃起不全)などのように、初診は対面診療が必須な疾患もあります。

そのため、診療を申し込む前に医師に確認してみましょう。

ただし発熱、腹痛、頭痛などの風邪症状がある、新型コロナウイルス感染症の疑いがある症状があるといった、内科の症状がある患者さんについては、視診と問診のみによる正しい判断が難しく、重症化する可能性もあるため対応していません。

気になる診療の流れは?

オンライン診療と電話診療の利用方法はほぼ同様です。

必要なもの

・インターネット環境
・オンライン診療の場合はスマートフォンやタブレットなどのビデオ通話が可能な端末
・電話診療の場合は電話のみ

診察の流れ

①準備
かかりつけの医院が、オンライン診療または電話診療に対応しているかホームページ、または窓口で確認してください。

かかりつけの医院がない方は、後ほど紹介するリストから受診したい医院に連絡をしてみましょう。
※医院への受診が必要と判断された場合にすぐに行ける距離の医療機関が望ましいです。

②予約
電話、もしくはオンラインなのか、医院によって予約方法が異なりますので医院へご確認ください。

③診察
医院から連絡が来ます。はじめに本人確認をおこない、次に症状の説明などをおこないます。
【本人確認書類の例】
医師:医師免許証、医師資格証
患者:保険証、マイナンバーカード、運転免許証、など

④会計・処方
会計は後日、医院窓口にて精算か、オンライン決済になります。
薬が処方された場合は、自宅に配送か、近くの薬局での受け取りかになります。

薬局で受け取る場合は、自宅に届く処方箋を持ち、薬局に取りに行く必要があります。自宅に配送の場合、服薬指導は電話などでもできますので、薬局に相談してみてください。

後日医療機関を受診してくださいと指示があった場合は、受診するようにしましょう。

まとめ

本格的な普及にはまだまだ課題も多いオンライン診療ですが、新型コロナウイルスなどの感染リスクを気にすることなく医師の診察を受けられるということは、受診が必要な患者さんにとって大きな安心感につながると思います。

コロナ禍の今、対面診療でないと難しい症状の診察や治療、検査などのケースを除いて、通院の必要性が低い場合は、オンライン診療を上手に利用してみるといいでしょう。

執筆・監修ドクター

加賀 康宏
加賀 康宏 医師 霞ケ関診療所 院長 担当科目 内科/消化器内科/胃腸内科/循環器内科/呼吸器内科/アレルギー科

経歴2010年 昭和大学医学部卒業
2010年 昭和大学横浜市北部病院初期研修医
2012年 昭和大学横浜市北部病院総合内科
2014年 帰陽会丹羽病院
2015年 昭和大学横浜市北部病院総合内科助教
2017年 霞ヶ関診療所

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