はやり目がうつる確率や感染経路は?免疫力アップが予防のポイント!
はやり目は目やにや目のゴロゴロとした違和感、充血とともに発熱する流行性の眼病のひとつです。
感染力が強いためしっかりとした対処が必要です。
この記事は、はやり目の感染経路やうつる確率や期間、感染を防ぐために行うことなどについて解説します。
はやり目はどうやってうつる?
1.はやり目の感染経路
アデノウィルスによって感染が広がります。
主な感染経路はウィルスが付着した手で目や鼻の粘膜に触れるほか、消毒が不十分なプールや人の多い場所、眼科ではやり目の人と接触することです。
2.はやり目がうつる確率は?
はやり目の感染者と接触することで100%近い確率で感染します。
またタオルの共有で、手についたウィルスがタオルを介して目に触れることで感染します。
感染力がとても強く、しっかりと対策をとることが重要です。
4.はやり目が流行しやすい環境
とくに集団生活をする環境で流行しやすい傾向にあります。
小さい子どもが集まる幼稚園や保育園ではひとり感染者が出るとあっという間に広まる恐れがあります。
季節を問わず感染しますが、とくに夏場はタオルの使用頻度が増えたり、プールに入ったりするので流行するため注意が必要です。
感染を防ぐために
1.はやり目をうつさないためのポイント
次の5点に注意して感染が広がらないように気を付けましょう。
- 目の周辺を拭いたタオルなどは共有しないようにしましょう。
- 使用後のティッシュペーパーはウィルスの飛散や誤って触れることを防ぐためにビニール袋などに密閉して捨てましょう。
- 手洗いをしっかりと行いましょう。
- 目を触らないようにしましょう。
- 食器や手の触れるものは煮沸消毒や、ドラッグストアで購入できる次亜塩素酸ナトリウム溶液で消毒を行ういましょう。次亜塩素酸ナトリウム溶液は、そのまま吹きかけるタイプや薄めて使うタイプがあります。
2.ほかの人からの感染をふせぐために
予防が大切
はやり目の感染者がいる場合にはとくに次のことに注意しましょう。
- 手洗いをしっかりと行いましょう。
- 目に直接ふれないようにしましょう。
- タオルやティッシュを共有しないようにしましょう。
子どもの注意点
小さな子どもは眠いときに目をこすったり、鼻に指を入れたりすることがあります。
そのような場合には大人が注意して触れないようにさせましょう。
免疫力を高める
十分な睡眠とバランスの良い食事と心がけて、腸内環境を高めるための食物繊維や発酵食品を積極的に取り入れましょう。
また、体温が低いと感染率が高くなるので冷たい飲みものは避けて身体を冷やさない工夫が必要です。
子どもが鼻水を出していたら身体が冷えている可能性もあるので、洋服などを調整してウィルス感染から身を守りましょう。
まとめ
はやり目は人から人へ感染がどんどん広がります。
感染力が強いので、しっかり対処することが大切です。
そのためには、日頃からタオルは共有しないことと手洗いをこまめに行って清潔を保つことなどが予防につながります。
これらを習慣にしておくことで、感染者と接触しても慌てることなく対処できます。
また、目や鼻の粘膜を通してウィルス感染しやすくなるため、触れないように注意することも大切です。
はやり目の流行情報にもアンテナを張って早めの対処を心がけましょう。
執筆・監修ドクター
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