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せきがつらい!大人のマイコプラズマ肺炎の症状は?会社はどうする?

更新日:2017/11/17 公開日:2017/11/17 view数:1,490
マイコプラズマ肺炎

大人がマイコプラズマ肺炎に感染すると、子どもより症状が悪化しやすいです。

ときには『呼吸困難』や『息切れ』が生じることもあります。

この記事では、大人がマイコプラズマ肺炎に感染した場合の症状や治療法、会社にはいつから出勤できるかについて解説します。

目次
  1. マイコプラズマ肺炎は大人もうつる!
  2. 大人がマイコプラズマ肺炎にかかった場合の対処法
  3. まとめ

マイコプラズマ肺炎は大人もうつる!

1.とくに10~30代はマイコプラズマ肺炎にかかりやすい

10~30代はマイコプラズマ肺炎にかかりやすい?

マイコプラズマ肺炎は、子どもに多い病気ですが、大人も感染します。

とくに、10~30代の若い世代がかかりやすいとされています。

2.子どもからうつることも!看病するときは注意

子どもの看病で感染することも多い!?

子どもがマイコプラズマ肺炎にかかり、看病していた大人にかかるケースも多いです。

また、感染から発症までの『潜伏期間』が2週間前後と長いため、「子どもの感染に気づいたときには親も感染していた」ということもあります。

看病する際は、「マスクを着用する」「こまめに手洗い・うがいをする」など、二次感染の予防を心がけましょう。

3.大人のマイコプラズマ肺炎の症状

大人が発症した場合、熱やせきなどの症状が!

大人が感染した場合にあらわれる症状は、『発熱』『せき』です。

発熱の程度は、人によってさまざま

発熱の程度は人によって異なり、熱が出なかったり、微熱ですんだりすることもあれば、38℃から40℃まで上昇することもあります。

せきの症状が強く、2週間以上続く

大人がマイコプラズマ肺炎にかかると、せきの症状が強くあらわれるのも特徴で、2週間以上続きます。夜間も続くため、睡眠に支障をきたすこともあります。

通常、乾いたせきが出ることが多いですが、大人の場合は気道の炎症が長く続き、分泌物が増えて湿ったせきに変わることもあります。

一方、マイコプラズマ肺炎は、せきが出ていても比較的元気な状態のことも多いです。

4.大人は重症化しやすい!

大人が感染すると、子どもに比べて症状が悪化しやすくなります

さらに高齢者に感染すると、呼吸がうまくおこなわれない『呼吸不全』の状態になりやすく、『呼吸困難』や『息切れ』を生じることもあります。

大人がマイコプラズマ肺炎にかかった場合の対処法

こんな間合いは病院へ

1.病院へ行くべき?

まわりでマイコプラズマ肺炎が流行していて、せきが続くときや熱が出たときは、『内科』や『呼吸器内科』を受診しましょう。

2.マイコプラズマ肺炎の治療

基本的には、抗生剤で治療をする

マイコプラズマ肺炎の治療は?

マイコプラズマ肺炎は、『抗生剤』で治療します。

また、それに加えて、鼻水・鼻づまり・せきなどの症状を和らげる薬が処方されます。

ただ、近年は、薬剤耐性のあるマイコプラズマ肺炎も増加傾向にあるため、注意が必要です。

その場合は、『ミノマイシン』『クラビット』『オゼックス』などの薬が処方されます。

重症化すると、入院が必要なことも

先に解説したように、大人がマイコプラズマ肺炎にかかると、重症化しやすいです。

『呼吸困難』などを起こした場合などは、入院が必要になることもあります。

家では水分や栄養をとり、体を休める

マイコプラズマ肺炎にかかったら、自宅では、水分や栄養を十分にとることを心がけましょう。

安静にして体をしっかり休めることが大切です。

3.会社へ出勤しても良い?

解熱しても2日は出勤を避けましょう

解熱して2日は出勤を避けることをおすすめ

マイコプラズマ肺炎は、出勤停止期間は設けられていません

しかし、感染症であるため、他の人にうつしてしまうおそれがあります。熱が下がってから2日ほど経つまでは、出勤を避けたほうがよいとされています。

詳しくは、医師に相談してみましょう。

解熱して2日ほど経つと、せきや体のだるさもある程度落ち着いてくることが多いです。

出勤時はマスクで感染予防を

出勤時はマスクで感染予防を

出勤する際は、マスクを着用しましょう。

症状が落ち着いても、せきが出ている間は「せき」や「くしゃみ」のしぶきから、他の人にうつしてしまうことがあります。

また、接触から感染することもあるので、手洗いやうがいをこまめにおこなうことを心がけてください。

まとめ

手洗い・うがいはこまめに!

大人は重症化することも!秋~冬は予防につとめる

マイコプラズマ肺炎は、子どもに多い病気ですが、大人にも感染します。

さらに、大人の場合は重症化することもあるため、注意が必要です。

流行する秋から冬にかけては、「外出時にマスクをする」、「人ごみを避ける」などの予防が大切です。

また、日頃から手洗い・うがいをするよう心がけましょう。

感染が疑われる場合は、病院を受診

「周囲にマイコプラズマ肺炎に感染している人がいる」「かぜのような症状があらわれた」「せきが長引く」などがあれば、内科や呼吸器内科を受診しましょう。

ただのかぜだと思って様子を見ていると、周りの人に感染を広げることにもなりかねません。

執筆・監修ドクター

岡村 信良
岡村 信良 医師 久野銀座クリニック 理事長 担当科目 消化器内科

経歴2006年 北里大学大学院卒、
2008年 平塚共済病院内科医長を経て小田原銀座クリニックに入職、その後院長に就任。
2013年 12月には当院久野銀座クリニックを開業

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