生理中に婦人科を受診していい?内診は受けられる?服装や持ち物について

【医師監修】
生理中は婦人科を受診してもいいのか悩む方は多いかもしれません。
生理に関わる症状は、生理中にしかわかりません。
婦人科を受診した経験が少ない人は、どのタイミングで受診するべきか迷うことがあるかもしれません。
生理中に受診した方がよい症状とは何なのか、また生理中には受けられない検査があるのかなど疑問に思うことがあるかもしれません。
この記事では、生理中に婦人科を受診してもいいのか、また生理中こそ受診した方がいい場合とはどういう場合なのかについてご紹介します。
婦人科には、生理中に行ってもいい?
生理中でも関係なく婦人科を受診した方がいいのは、主に生理に関わる症状がある場合です。
1.生理中でも受診するべき症状

以下の症状の中には、生理中でなければ判断できない症状もあります。特に経血の量や色など生理にまつわる症状は生理の時にしかわかりません。
診察時は下着を脱ぐので出血が気になるかもしれませんが、診察台にシートなどをしいて内診を受けられるので汚れても問題ありません。
・不正出血
・経血の量が多い、または少ない
・経血の色が濃い・薄い。
・経血に血液の塊が混ざる。
・生理痛が酷い
・腹痛
・手術後の診察
・外陰部のできもの検査
・月経の移動(次の生理をずらす)
・避妊用ピルの臨時処方、アフターピルの処方
(ピルが必要かどうかを判断するため、場合によって内診をします)
2.生理中は受診を避けるべき症状や検査

以下の症状がある場合や、検査は生理中は受けることができません。
検査の注意事項にも記載されていることが多いので、検査の前には確認をしましょう。
・性感染症検査
・おりもの検査
・子宮がん検診
・卵巣がん検診
・避妊用ピルの定期検診
3.不正出血を放置しないで
その出血は生理?

また、実は不正出血なのに、生理と思い込み終わるまでは受診しないというケースもよく見られます。
しかし、出血の原因となる疾患が他にある場合、放置することで進行してしまうことがあります。また、出血している時にしか見られない症状などもあります。
我慢せずすぐに受診するようにしましょう。
判断できない場合は婦人科に相談を
月経周期が不安定で、不正出血なのか生理なのか判断が難しい場合は、いつもと違うことはないか様子を見た上で、婦人科に相談するようにして下さい。
婦人科を受診する前の準備について
1.事前に準備しておくこと

事前に準備しておくと診察がスムーズなものは、生理周期と、最終生理日、あれば基礎体温表です。
また、問診票をホームページに記載している病院も多いので事前に記入しておくか、聞かれることをまとめておくとよりスムーズになります。
2.持参すると便利なもの

婦人科を受診する際に、持参すると便利なものは、過去の健康診断の結果や検査データ、検査で出血する場合もあるので、ナプキンやおりものシートも用意しておくといいでしょう。
3.診察時の服装は?

下着を脱いで診察を行うため、パンツスタイルよりも、脱ぎ着しやすいスカートがよいでしょう。
また、ストッキングよりも靴下の方が着脱に時間がかからずおすすめです。
メイクやマニキュアは診察に影響を与えることはありませんが、顔色や手先の色を視診することもあるため、念のため派手なものは避けた方がよいでしょう。
まとめ
執筆・監修ドクター
経歴1999年 日本医科大学産婦人科教室入局 日本医科大学付属病院 産婦人科研修医
2001年 国立横須賀病院(現 横須賀市立うわまち病院) 産婦人科
2002年 東京都保健医療公社 東部地域病院 婦人科
2003年 日本医科大学付属病院 女性診療科・産科 助手代理
2004年 日本医科大学付属第二病院 女性診療科・産科 助手
現在 石野医院の副院長
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