なぜ?吹き出物が治らない…7つの原因と食生活、スキンケアの改善法

朝起きたら突然ポツポツと吹き出物ができていた!なんてことありますよね。
しかも、一度できると同じところに何度もできやすくなってしまいます。
さらに、どんどん広がってしまうこともあり、悩んでいる方も多いでしょう。肌がきれいになると気持ちも明るくなるもの。早くきれいに治したいですよね。
そこで、この記事では『吹き出物』が治らない原因と、対処法を解説していきます。
吹き出物が治らないのはなぜ?

吹き出物はストレスやホルモンバランス、生活の乱れや食生活が関わってできます。
要するに、生活習慣が大きく影響しています。
しかし、生活習慣はすぐに変えることはむずかしいため、吹き出物はなかなか治りにくいと考えられます。
吹き出物ができる7つの原因!
1.ストレス

ストレスがかかればかかるほど、女性ホルモンの分泌が少なくなります。
女性ホルモンの分泌が少なくなると、体内全体の機能がうまく働かなくなるため、肌が乾燥してさまざまなトラブルをまねきます。
2.ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスが乱れると、皮脂の分泌量が増えます。すると、皮脂が毛穴に詰まってアクネ菌が増殖することによって吹き出物ができます。
成長期・閉経後はホルモンバランスが乱れやすくなるでしょう。
原因としては、ストレス・睡眠不足・食生活の乱れなどが考えられます。
そのほか、『PMS(月経前症候群)』や『月経困難症』など、女性ホルモンが深く関わる病気も肌に影響が出やすいとされています。
3.寝不足や不規則な生活

ホルモンバランスが寝不足によっても乱れてしまうため、吹き出物が治りづらくなります。
寝不足や不規則な生活が続いた場合、肌のターンオーバー(新陳代謝)がうまくできなくなることも吹き出物の原因とされています。
4.肌の乾燥
肌が乾燥すると、皮膚の分泌のバランスが崩れます。そのため、部分的に過度な皮脂の分泌がおこなわれ、吹き出物となります。
そうならないために適度な保湿をすることは大切ですが、過度な保湿も肌の代謝を妨げる要因となります。あくまで「適度」を心がけましょう。
5.糖分や脂っこいものの摂りすぎ

糖分を摂りすぎると血糖値が上がる
お菓子やケーキ、チョコレートなど、砂糖をたっぷり使ったものを食べ過ぎると、体内で糖化が進みます。
糖化とは、血液中に糖分が多い状態で、血糖値の上昇に関わるものです。
血糖値が高いとインスリンが分泌されて、過剰な糖を下げようとします。しかし、がそれが続いてしまうとインスリンの機能が低下します。
血糖値の上昇は血管と肌を硬くする!
血中に糖が過剰にある状態は、血管だけでなく肌も硬くしてしまいます。
また、インスリンは過剰な糖を下げようとするだけでなく、皮脂の分泌を活発にさせてしまいます。
この二つが合わさって、吹き出物の原因となります。
ビタミンB1不足は肌の老化を促進
体内では、『ビタミンB1』 によって糖の代謝をうながします。しかし、ビタミンB1は健康な肌づくりのためには欠かせない栄養素です。
そのため、ビタミンB1不足が不足すると肌の老化が進みます。
脂っこい食事や動物性脂質は皮脂量を高めてしまう
脂っこい食事や動物性脂質などを摂り過ぎると、中性脂肪が高くなります。
中性脂肪が高くなると、毛穴から皮脂が出る量が増え、吹き出物ができやすくなります。
6.アルコール

アルコールにも糖質が!摂り過ぎは肌にダメージ
アルコールにも糖質が含まれているため、代謝に負担がかかり、肌の状態を悪くします。
少量であれば問題なく分解できますが、アルコールの摂りすぎは肌に影響を与え、吹き出物の原因となります。
アルコールの摂りすぎが、なぜ肌にダメージを与えるの?
アルコールの分解は、肝機能に負担をかけるだけではありません。
コラーゲンを含んでいる体内のたんぱく質が、アルコールに多く含まれる糖質と結合することで減少してしまいます。
7.メイクや肌の汚れを落とせていない

メイクを落とさずに寝てしまうのはキケン!
上に挙げたように、アルコールの摂取は注意が必要ですが、アルコールを飲んだ後も気をつけなければなりません。
気分がよくなって、メイクを落とさないまま寝てしまうと汚れた皮脂が毛穴をふさぎ、吹き出物の原因となります。
洗顔時の洗い残しに気をつけましょう
洗顔時にメイクや汚れが落としきれていなかったりすると、皮脂や汚れが詰まって吹き出物の原因となることがあります。
毛穴の汚れをしっかり落とし、顔のまわりや髪の生え際もしっかりとすすぎましょう。
食事で吹き出物を改善するには?
1.自分にとっての適量を知る
まずは、糖分・アルコール・脂っこい食事の摂りすぎに注意しましょう。
人によっては、このくらい『糖分』を摂ると必ず吹き出物ができる…などとわかっている方もいるでしょう。
量を見極め、自分の身体と相談することも大切です。
2.『ビタミンB1』を含む食品は積極的に摂取!

ビタミンB1は、とくに糖分の代謝に使われます。
そのため、糖分を摂りすぎる人は失われやすくなります。ビタミンB1を含む食品を摂取して補いましょう。
ビタミンB1を多く含む食品は、玄米・豚肉・大豆・納豆・きなこ・枝豆・えのき・うなぎなどです。
毎食のごはんを玄米に変える、納豆を毎朝食べる、お味噌汁にきなこを入れるなど、取り入れやすいことから食生活を変えてみましょう。
3.『腸内環境の乱れ』は肌に大きく影響します

『食物繊維』と『水分』は腸の健康にかかせません!
いも類や果物(とくにドライフルーツ)は食物繊維が豊富でオススメです。
水分は糖質の入っていないものをこまめに補給するとよいでしょう。
腸内細菌の餌となるオリゴ糖もオススメ
『オリゴ糖』は食品であればインゲンやゴボウです。オリゴ糖そのものも市販されているので、手軽に摂取できます。
醗酵食品で腸を活性化!
発酵食品は、味噌・醤油・みりん・酢・塩麹・醤油麹・甘酒などです。甘いものを食べたいときなど甘酒にシフトすると、満足感と美肌効果をいっしょに得られ、一石二鳥です。
スキンケアでの改善と、皮膚科の治療について

1.自分に合った化粧品を使うことが大切
洗顔や基礎化粧品など、毎日のケアに使うものはお肌や体に合っていますか。
スキンケアの成分が刺激となって吹き出物をつくることがあります。そのため、使っているものを見直すことも大切です。
2.スキンケアは刺激を与えずにやさしくおこないましょう

体に合っているものを使う場合でも、使い方が大切です。
石けんはしっかり泡立てて、こすらずに肌にのせやさしく洗いましょう。その後、たっぷり保湿をする際もやさしく肌にのせます。
スキンケアをするときに、肌にあたる刺激や摩擦も吹き出物を悪化させる原因です。吹き出物を早く治したい場合は、あまり触れないことがきれいに治す近道です。
3.治らず悪化するときは、皮膚科を受診しましょう
なかなか治らず悪化する場合は、皮膚科で治療することをおすすめします。
吹き出物に溜まった膿を出す治療をしてもらえるほか、抗生物質などの内服薬、外用薬を処方してもらえます。
さらに、刺激の弱いスキンケア用品なども紹介してもらえるでしょう。1日でも早く治療することで、きれいに治すことができます。
まとめ

吹き出物は、ストレスやホルモンバランスの乱れ、食生活などが関係しているため、治りにくいものです。
気持ちが沈んでしまうのもわかりますが、まずは食事やスキンケアなどから丁寧におこなっていきましょう。
ひどい場合は、皮膚科など医療期間で治療を取り入れながら、生活習慣を見直し改善していくことが大切です。
執筆・監修ドクター
経歴北里大学医学部卒業
横浜市立大学臨床研修医を経て、横浜市立大学形成外科入局
横浜市立大学病院 形成外科、藤沢湘南台病院 形成外科
横浜市立大学附属市民総合医療センター 形成外科
を経て横浜栄共済病院 形成外科
2014年 KO CLINICに勤務
2021年 ルサンククリニック銀座院 院長 就任
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