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ぎっくり腰は病院へ行くべき?何科?整体や接骨院の治療との違いとは

更新日:2022/11/30 公開日:2018/04/11 view数:1,375
ぎっくり腰 病院

ぎっくり腰は安静にしていれば自然に治ることもありますが、放っておくと危険なケースもあります。

この記事ではどのような場合に病院へ行けば良いか、また何科へいくべきか、どのような治療を行うかについて解説していきます。

目次
  1. ぎっくり腰は病院へ行った方が良い?
  2. ぎっくり腰の病院での治療について
  3. ぎっくり腰の再発を防ぐために
  4. まとめ

ぎっくり腰は病院へ行った方が良い?

病院

安静にしていれば治るケースもありますが、何度も繰り返す場合は一度病院で診てもらうことをおすすめします。

こんな症状がみられたら病院へ

その他ぎっくり腰とともにこんな症状がみられたら、椎間板ヘルニアや子宮内膜症など他の病気が関係している可能性もあるので、病院を受診しましょう。

  • 痛みがなかなか引かない
  • 横になって安静にしても痛みが軽減されない
  • 姿勢を変えても痛みの度合いが変わらない
  • 夜間に痛みがみられる
  • 痛みとともに嘔吐・発熱・冷や汗・などがある
  • 下肢の痛み・しびれ・感覚障害・脱力等の症状を伴う
  • 排尿障害
  • ひねった等の原因がないにもかかわらず激し痛みがある
  • 冷や汗が出るような激痛

ぎっくり腰の病院での治療について

1.何科を受診するべき?

何科

ぎっくり腰のときは、整形外科を受診しましょう。

整体や整骨院ではダメ?

整体や整骨院は病院ではなく、施術をしてくれるのは柔道整体師などです。

治療というよりどちらかというとマッサージの部類なので、治療を受けるには医師にみてもらうのがベストと言えます。

2.どんな検査を行うの?

治療

問診や視診の後、レントゲンやCT、MRI検査で骨や神経の状態を確認します。

その後必要に応じて血液検査や尿検査を行って、内臓疾患がないか調べます。場合によっては心電図検査を行うこともあります。

これらの検査から、「骨や神経に損傷はみられず筋肉や筋膜の損傷である」とわかれば、ぎっくり腰と診断されます。

3.ぎっくり腰の治療法は?

治療

痛みを和らげる治療を行い、日常生活を問題なく送れるようにします。

鎮痛剤の処方

飲み薬・塗り薬・貼付薬・坐薬などが処方されます。

主に炎症を抑えて痛みを和らげる「非ステロイド性消炎鎮痛薬」や、凝り固まった筋肉をほぐして血行を促進する「筋緊張弛緩薬」などが用いられます。

局所注射・神経ブロック療法

腰痛部分の神経や周囲の組織に「局所麻酔薬」や「ステロイド剤」を注射し、痛みと炎症を軽減する治療です。

薬物療法と並行して行わるのが一般的です。効果には個人差があり、人によっては数回行います。

温熱・電気治療

機械を使って超音波や赤外線、レーザーなどを患部に当てる方法です。

損傷部分が温まることで血行が促進され、痛みが緩和されます。

コルセットや腰痛ベルトの装着

コルセットや腰痛ベルトを装着することで、 腰への負担を最小限にとどめ痛みを軽減させます。

ストレッチ

ストレッチによって腰回りの筋肉の緊張をほぐし、血行を促進します。

同時に筋肉を強化することで、ぎっくり腰を起こしにくい体づくりを目指します。

ただしぎっくり腰の急性期に行うと悪化させる恐れがあるため、発症から数日経って痛みが弱くなってから行いましょう

ぎっくり腰の再発を防ぐために

そのため一度発症すると繰り返しやすく、日頃からしっかりと予防することが大切です。

1.腰痛や腰回りのだるさに要注意

注意

ぎっくり腰は、腰回りの筋肉に疲労が蓄積することで発症率が高まります

腰痛や腰回りのだるさは前兆でもあるので、少しでも異変がみられたら腰に負荷をかけないよう気を付けて過ごしましょう。

2.長時間同じ姿勢で作業をしない

ストレッチ

長時間同じ姿勢でいると、腰に負担がかかり筋肉疲労を招きます。

デスクワークをしている方は、合間にリフレッシュを兼ねたストレッチを取り入れましょう。

また猫背も腰に負荷をかけるので、背筋を伸ばして正しい姿勢で過ごすよう意識してください。

3.重いものを持ち上げるときは注意

治療

ぎっくり腰は重いものを持ち上げたときに発症しやすいので、作業は慎重に行いしましょう。

4.適度な筋トレやストレッチを!

運動

運動不足やストレス、冷えなどは、腰痛の原因となります。

適度な運動はそれら全てを解消する効果があるので、腰に負担をかけない程度に取り入れてみましょう。

下記の運動は、腰回りの筋肉を強化できるのでおすすめです。

  • 腹筋
  • 背筋
  • ウォーキング
  • 水中ウォーキング
  • ラジオ体操
  • ストレッチ

 

また、運動するときは正しい姿勢も意識しましょう。

5.ストレスをためない

ストレス

ストレスによって自律神経が乱れると、体が常に緊張状態となります。

そうすると筋肉がこわばったり、痛みを抑えるホルモンが減ったりして、ぎっくり腰発症の確率が高まります。

リラックスできる時間を増やして、日頃からこまめにストレスを発散することが大切です。

まとめ

ぎっくり腰は、誰にでも起こる可能性がある急性の腰痛です。

日常生活に原因がある方は、生活習慣を改めてぎっくり腰の起こりにくい体をつくることも大切です。

何度も繰り返すようであれば病院を受診して適切な治療を受けましょう。

執筆・監修ドクター

佐々木 政幸
佐々木 政幸 医師 久我山整形外科ペインクリニック 院長 担当科目 整形外科

経歴1995年 昭和大学卒業(形成外科)
1996年 慶應義塾大学(整形外科) ※以後、関連病院にて脊椎専門にて勤務医
2010年 久我山整形外科ペインクリニック 開院

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