耳鼻咽喉科
お子さまからご年配の方まで、耳・鼻・のどの症状に幅広く対応します
耳鼻咽喉科では、お子さまに多い中耳炎やご年配の方に多い難聴のほか、めまい、花粉症をはじめとするアレルギー性鼻炎、副鼻腔(びくう)炎など、耳・鼻・のどを診療しています。
疾患を早期に発見するために、当院はCTを導入しています。副鼻腔炎や中耳炎の診断を行う際、CTを使用すると、レントゲンでは見ることが難しい細かな部分まで確認し評価することが可能になります。レントゲンだけでは見つけることが難しかった早期の段階で疾患を発見して、治療へとつなげてまいります。そのほか、聴力検査、ファイバースコープ検査、赤外線カメラによる眼振検査、重心動揺検査、血液検査などに対応しており、患者さまのQOL(生活の質)の維持や生活する上で必要な嗅覚・聴覚・味覚などが損なわれないようサポートします。
耳鼻咽喉科に関するQ&A
中耳炎
子どもが耳を痛がっています。どんな病気が考えられますか?
中耳炎の可能性があります。痛みがあったり聞こえにくかったりしていたら受診してください。
風邪をひいた際など、鼻から細菌やウイルスが侵入し、中耳が炎症することで発熱や痛みをともなうものを急性中耳炎といいます。一方で、痛みがほとんどなく、急性中耳炎や風邪の後に鼓膜の内側に水分がたまり、聞こえが悪くなるものを滲出(しんしゅつ)性中耳炎といいます。
ほかにも、鼓膜に穴が開き耳垂れや聞こえに影響する慢性中耳炎があります。慢性中耳炎の場合、穴をふさぐ手術が必要なため、対応できる医療機関をご紹介します。耳の裏側を切開する手術が主流ですが、現在では鼓膜を形成する治療法もあり、当院でも対応しています。
中耳炎になった場合、どのように治療するのですか?
まずは検査を行い、必要に応じて小手術などの外科的治療や薬物治療を進めます。
中耳炎の可能性がある場合は細菌検査を行い、必要に応じて抗生物質などを処方するほか、鼓膜切開や鼓膜チューブ留置といった入院の必要がない手術をします。
お子さまの場合、4歳前後になると治療中の経験がトラウマ(心的外傷)になり、今後の治療に影響する場合があります。そのため、無理に押さえて処置をするのではなく、本人にも説明し、できる限り納得してもらった上で治療を進められるように工夫しています。
鼓膜穿孔の閉鎖術はどれくらいかかりますか?
30分ほどで手術は完了しますので、入院していただく必要はありません。
慢性中耳炎や鼓膜外傷により、鼓膜が破れ、耳に閉塞感を感じたり耳の聞こえが悪くなったりする状態のことを、「鼓膜穿孔」と呼びます。穿孔が大きいと自然には治らず、細菌が侵入することで、さらに症状が悪化することがありますので、早めに治療を受けることが大切です。
当院では、鼓膜穿孔の手術に対応しています。こちらの手術は日帰りで受けられ、皮膚を切開する必要がありません。なお、鼓膜の穿孔状態を確認するため、術後は通院をお願いしています。
難聴
音が聞こえているのに難聴と診断されました。
難聴は「音が聞こえるか」ではなく「話し声や会話の内容が聞こえているか」という点で判断します。
話し声や会話の内容が理解しづらい、耳が詰まったように感じる、耳鳴りがする、呼び掛けても反応しないなどの症状は難聴の可能性があります。当院では、聴力検査やCT検査などで原因を探った上で治療法をご提案します。
鼓膜に穴が開いている場合は、手術で穴をふさぐことで聴力が戻る可能性があります。しかし、聞こえの神経が影響して聞こえにくくなっている場合は治療が難しいため、必要に応じて補聴器の導入をご提案しています。早めの検査・対応・治療が大切なので、聞こえ方に違和感がある際は気兼ねなくご相談ください。
めまい
めまいと耳鼻咽喉科は関係があるのですか?
めまいの原因は多様ですが、三半規管やメニエール病など耳からくるめまいもあります。
めまいの原因は、脳、耳、不整脈などさまざまです。当院では三半規管や、メニエール病など、耳からくるめまいに対応しています。
聴力検査や赤外線カメラによる眼振検査で症状の有無やめまいの原因がどこにあるのかを診断します。また、近隣のMRI検査が可能な医療施設と連携しているため、頭部の検査が必要な場合には速やかにご紹介します。
当院ではご自宅でできるリハビリテーションを治療に取り入れています。三半規管に原因がある場合、軽く頭を動かす、布団の上で寝返りをうつなどの方法で三半規管を刺激し、症状の早期緩和を目指します。
アレルギー性鼻炎・花粉症
花粉症の治療はいつ頃受診すればいいですか?
症状が出る前に受診し、内服薬や点鼻薬で対処していきましょう。
アレルギー性鼻炎は、スギなどの花粉やハウスダストなど原因物質に反応し、鼻水・鼻づまり・くしゃみ・目のかゆみなどの症状が起こる疾患のことです。花粉症など季節性のものは投薬開始の時期がありますので、症状が出る前に受診し、内服薬や点鼻薬などで対処することが大切です。当院では、血液検査によるアレルギー検査にも対応していますので、アレルギーでお困りの方はご相談ください。
舌下免疫療法とは、どのような治療ですか?
舌の下にお薬を置いて溶かし、アレルゲンであるスギ花粉やダニの耐性をつける治療法です。
毎年、スギ花粉やダニなどによる、つらいアレルギー症状で悩まされている方には、舌下免疫療法をご案内しています。
今までは、お薬を飲んで症状を抑える治療がメインでしたが、舌下免疫療法を行うことで、アレルギーの耐性をつけることができます。ただし、耐性がつくのに時間を要します。治療内容・注意事項などについては説明いたしますので、治療を希望される方はぜひお尋ねください。
副鼻腔炎
ひどい鼻づまりなのですが、これは鼻炎ですか?
アレルギー性鼻炎から副鼻腔炎になることがあります。検査で確認できますのでご相談ください。
副鼻腔炎は、鼻につながっている空洞(副鼻腔)が粘膜の炎症でふさがり、膿(うみ)がたまる、粘度の高い鼻水、のどに鼻水が落ちる(後鼻漏:こうびろう)などの症状を引き起こします。また、アレルギー性鼻炎から副鼻腔炎を発症することもあります。
自覚症状があって受診されるケースもありますが、症状がなくCT検査で見つかることもあります。副鼻腔の膿の状態などを診ながら、必要に応じて内服薬を処方します。繰り返す副鼻腔炎や、薬での緩和が難しい場合は、内視鏡手術に対応した医療機関へのご紹介が可能です。
くにもと耳鼻咽喉科の基本情報
診療科目 | 耳鼻咽喉科 アレルギー科 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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住所 |
鳥取県米子市西福原4-9-48
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アクセス |
日ノ丸バス 天満屋前停留所下車 徒歩8分 共有駐車場有り(30台) |
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診療時間・休診日 |
休診日 水曜・日曜・祝日 土曜診療
【休診日】水曜日、日曜、祝日 |
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電話番号 |
0859-30-3392 |
特徴・設備
特徴 |
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待合室 |
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設備 |
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駐車場 |
共有駐車場有り(30台) |
専門医 |
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対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
土曜午後も14時から16時まで診療しています
土曜の午後も14時から16時まで診療、月・火・木・金曜は18時半まで診療しています。平日や土曜の午前中はお忙しいという方も、土曜の午後に受診が可能です。
ポイント2
30台分の共用駐車場がありお車で通いやすい医院
30台分の共用駐車場があり、お車での通院に便利な医院です。日の丸バス「天満屋前停留所」からは徒歩約8分で、バスを使っても通院できます。
ポイント3
ネット受付やWEB問診でスムーズに受診できます
ネット受付やWEB問診を導入しており、院内での待ち時間が軽減されます。待合室で患者さまが密になる状態も避けられるため、感染症が気になる方も通院しやすい医院です。